レポートの参考に
仕組み化改善
月次レポートからサイト/プロモーションを要約する簡単フォーマット【解説その5】
さて、シリーズ最終回となりました。
【今後の施策】の欄です。
「改善につながることを書く」という当たり前のことですが
施策をある程度分類して記載すると見やすいので、その辺をご紹介できればと思います。
たとえば、ここまで傾向分析を進めてコメントをまとめてきた結果
「クリックが足りないのでコンバージョン母数も増えない」
「クリック数は稼げているのにCVRが悪いのでCPAが高い」
など、課題点が出てくるはずです。
まずはその課題点を上記のようにラフで構わないので書き出しましょう。
その次に、その課題を解決するために必要な目的別に課題を分類しましょう。
「クリックが足りないのでコンバージョン母数も増えない」
→クリック増加施策
「クリック数は稼げているのにCVRが悪いのでCPAが高い」
→CVR改善施策
こうして、改善する指標ごとに施策カテゴリを分類した後は
具体的に出来る施策内容を大まかに書いていきましょう。
例)
◆クリック増加施策
???系キーワードの追加
クリック率改善のためのコピー改善
・・・など
さて、その次は施策項目をステータスで分類していきます。
分析の中で、もっと具体的にこうするという内容が明確になっており、
すぐできることなら「着手予定」。
出来るが時間がかかるため、時期を検討する必要がある場合は「計画立案予定」とでも、横に書きましょう。
まだどうしたらわからない場合は、横にステータスとして要施策検討という風に書いてしまえばよいです。
例)
◆クリック増加施策
???系キーワードの追加:着手予定
クリック率改善のためのコピー改善:計画立案予定
アイデアとしてはあっても、すぐできない、何をするかまで決めていない場合でも、こういった形でステータス分けまでして一覧化しておくと
クライアント様や自社マーケティングチーム内でディスカッションする場合に、いろいろと話が進みやすいかと思います。
この辺はプロジェクトを進行するであったり、一般的な仕事術でも有効かと思います。
それでは、深く時間をかけずにまずは外堀から整理していく形での
分析レポート作成術ということで、自分なりにカスタマイズして取り入れていただけますと幸いです。
Original Page: http://www.sem-hanpanai.com/?p=372
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