2012年5月30日水曜日

スマートフォンからの検索流入キーワードが物語るユーザーの検索行動

スマートフォンからの検索流入キーワードが物語るユーザーの検索行動

markezine.jp | Nov 30th -0001

スマートフォンユーザーに最適化した施策が急務

 スマートフォン市場が急速に伸びる中、より多くのユーザーを自社サイトに呼び込むため、スマートフォンに最適化した専用サイトの構築や、スマートフォン配信に特化した広告の展開など、スマートフォンユーザーの行動に最適化した施策に本格的に取り組む企業が急速に増加している。

 しかし、PCやフィーチャーフォンなど、各デバイスごとの集客施策も含めた限りある予算配分の中で、進化と拡大を続けるスマートフォンに最適化された集客施策をいかに効果的に運用するのか。

 今後のスマートフォン集客の戦略では、スマートフォンユーザーの行動や検索の特性を把握した上で、モチベーションに合わせた施策を実施することが、より一層重要になってくるだろう。

サイトに流入する検索キーワードが物語るユーザー特性

 さて、オンライン上でのユーザー行動特性が顕著に現れやすい観測対象の一つに、検索エンジンからサイトに流入する際の検索キーワードの特性がある。では、スマートフォンで検索されるキーワードは、PCで検索されるキーワードと比較した場合、はたしてどのような傾向の違いが現れるのだろうか。

 それらを知る手掛かりとなるのが、Web解析ツールによる検索流入キーワードの解析である。今回はWeb解析ツールから知ることのできる、スマートフォンからの検索流入キーワードについて、PCからの検索流入キーワードと比較しつつ、傾向や特徴をまとめてみたので参考にしていただきたい。

 複数のサイトでWeb解析ツールのデータを元に、スマートフォンから「検索エンジン経由での」流入状況を検証してみると、サイト全体の検索流入数に対するスマートフォンからの検索流入の割合は概ね3~8%前後のシェア構成となっている。

 また、あるリード獲得を目的とした個人向けサービスサイトでは、2010年データの集計調査において1%未満のシェアであったスマートフォン検索からの流入が、2011年データの集計調査では、約4%程度にまでシェアを伸ばしている。

 もちろん、スマートフォンからの検索流入シェア構成比は、サイトの目的や事業モデルによって判断基準が異なり、一律には語れない要素でもある。しかし、スマートフォンでWeb回遊も決済もすべて完結するというユーザーが増加し、どのサイトのWeb解析データの調査結果でも、スマートフォンからの検索流入シェアが成長傾向にあることには間違いない。

 さらに、スマートフォンからの検索流入キーワードを詳細に分析すると、デバイスの日本語入力支援機能(日本語入力アプリ)に依存すると思われる特徴と、ユーザーのシチュエーション(状況や欲しい情報)が垣間見られる特徴、2つの特徴が見えてくる。

日本語入力支援機能の影響が大きなスマートフォン検索

 例えば、会社名やサイト名、商品・サービスのブランド名を指名する検索流入キーワードを調査すると、アルファベットで表記される機会の多いブランド名であっても、PCからの検索流入に比べ、スマートフォンからのアルファベット表記での検索流入は少ない。

 また、PCからの検索流入キーワードの解析でよく見られるような入力ミスや日本語変換ミスと思われるキーワードも、スマートフォンからの検索流入にはあまり見られない。

 キーボードでのローマ字入力が主流のPCと異なり、スマートフォンの日本語入力ではフィーチャーフォン同様に日本語かな入力が主流であり、スマートフォン向け日本語入力支援アプリが備える、素早く正確な文字入力が可能な「フリック入力」も多く利用されている。

 そのため、アルファベットを直接入力する機会も少ないと考えられ、文字入力の際には予測変換機能によるアシストで、簡単に正確な文字入力が可能になっている。あえてアルファベットを入力したい場合だったとしても、かな入力からの変換で表示される、アシスト機能を利用するユーザーも多いのではないだろうか。

 検索に慣れたユーザーの場合、検索結果の精度を上げるために複数のキーワードをスペースで区切り入力し、掛け合わせで検索することも多い。

 しかし、Web解析ツールの検索流入キーワード集計結果を見てみると、PCでは半角スペース空けと全角スペース空けがどちらも使われているのに対し、スマートフォンの場合では全角スペース空けが使われることがほとんどなく、複数のキーワードを掛け合わせて検索する場合は、ほぼ半角スペース空けが使われているという、興味深い結果となっている。

 ちなみに、Web解析ツールでは全角スペースと半角スペースを別の文字列として認識するツールが多く、同じ2語以上の掛け合せの検索流入キーワード、「アイレップ(半角空け)SEM」と「アイレップ(全角空け)SEM」は『別の検索流入キーワード』として認識されてしまい、集計も煩雑になるが(但しこれら2つの流入数の差でユーザーPCリテラシーを仮説立てる手法もある)、スマートフォンの解析ではその影響をあまり受けないということになる。

Original Page: http://markezine.jp/article/detail/15610

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インターネットの使い方でうつ病かどうかがわかるという研究結果が明らかに

インターネットの使い方でうつ病かどうかがわかるという研究結果が明らかに

gigazine.net | Nov 30th -0001


By Meredith_Farmer

インターネットとうつ病に関する研究には、これまでにも「インターネットを長時間使う人にうつ病の兆候が見られやすい」というものなどがありましたが、ミズーリ大学の研究によって、うつ病の傾向のある人は健康な人とは違ったインターネットの使い方をすることが新たに分かりました。

Internet Usage Pattern Can Indicate Depression | LiveScience
http://www.livescience.com/20368-internet-usage-pattern-mental-state.html

これはミズーリ大学の助教授であるSriram Chellappanさんによって発表されたものです。Chellappanさんはうつ病の傾向がある学生たちのインターネットの使い方には以下のような特徴があることを発見しました。

「必要以上のファイル共有サービスを利用する」

By kamstrup

「複数のアプリケーションを行ったり来たりして、よりランダムなインターネットの使い方をする」

By Ed Yourdon

「頻繁にEメールやチャットをする」

By beautyredefined

「オンラインゲームや動画に関連した多くのアプリケーションを必要以上に使う」

By thms.nl

研究者たちは、216人の大学生から1か月分のインターネットに関するデータを匿名で集め、同時に学生たちにうつ病の傾向があるかどうかのテストを行いました。そして被験者である学生たちから得たデータを分析した結果、うつ病の兆候が見られる学生は、他の学生たちとは違ったインターネットの使い方をすることを発見したというわけです。これらの学生たちはEメールを書いていたかと思えばゲームをしたり、かと思えばチャットに参加したりと、インターネットをよりランダムに使う傾向があるのです。Chellappanさんはこのような傾向はうつ病の特徴の一つである集中力の欠如から来るものだと考えています。

By ·S

コンピューターサイエンスの研究を行っているChellappanさんは、この発見をソフトウェア開発に生かしたいと思っているそう。もしインターネットの使い方からうつ病の兆候を察知するソフトウェアが開発され、家庭で手軽にインストールできるようになれば、例え本人が気づかなくとも、うつ病の可能性をコンピューターが教えてくれるようになるというわけです。

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2012年05月28日 07時00分41秒 in サイエンス Posted by logq_fa
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Original Page: http://gigazine.net/news/20120528-depression/

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チャンスを引き寄せる「味方づくり」の9箇条

チャンスを引き寄せる「味方づくり」の9箇条

lifehacker.jp | Nov 30th -0001


常に自分が望むものが手に入るとは限りません。また、自分ひとりでは成し遂げられない望みを叶えるには味方の存在が必要です。信頼できる味方が増えれば、結果的に手に入れられるチャンスも増えるのです。しかし、自分の振る舞いや話し方で、他人は味方にも敵にもなります。そこでイラストレーターYumi Sakugawa氏のインフォコミックに描かれた9つの心構えが役に立ちそうです。

ライフハッカー[日本版]Amazon売上TOP5

1. 魅力的な人間になること

人間というのは自分の意思よりも、相手にどれくらい好感が持てるかに従うものです。身なりだけでなく、話し方なども感じよくしましょう。

3. 会話の最初に相手が賛同するようなことを言う

最初の賛同が潜在意識に働きかけ、その後の発言を受け入れやすくします。


8. あえて反対のことを言って挑発する

相手が何かにチャレンジしようとしている時に「できない」というようなことを言うと、逆に発奮してやり抜くことがあります。

言うのは簡単ですが、実際にやるとなると大変なものもあります。しかし、どれも実行してみたところで、自分にとって不利益なことが起こるようなものではありません。少しずつ取り入れてみてください。

他にも相手をうまく味方につける心得として、以前にも「潜在意識に働きかける方法」や「相手を説得しやすい話し方」、「だいたいではなく概算でと言う」など、色々とご紹介してきました。併せて参考にしてみてはいかがでしょう。

あわせて読みたい powered by newziaコネクト 説得力  人を動かすために本当に必要なこと
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Original Page: http://www.lifehacker.jp/2012/05/120523persuasion.html

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ネットで売れる戦術第8回 ランディングページの口コミ率を上げるテクニック ——「販促会議6月号」より

ネットで売れる戦術第8回 ランディングページの口コミ率を上げるテクニック ——「販促会議6月号」より

by Googleの検索結果にあなたの名前とプロフィール写真を表示する方法, advertimes.com
November 30th -0001

インターネット上でモノを売る際、ランディングページを作り、ユーザーの興味を引きつける必要がある。九州で一貫してダイレクトマーケティング型ネット広告に従事する、売れるネット広告社の加藤公一レオ氏が良いと考えるランディングページを紹介してもらい、その良さを客観的に解説してもらう。

第8回は、ソーシャルメディアなどで効果的に口コミを促すランディングページを紹介する。

ここでは、『販促会議』2012年6月号に掲載している第8回の全文を掲載します。

クラウディア「Tocco」

文:売れるネット広告社 代表取締役社長 加藤公一レオ氏

今までこの連載であらゆる"売れる"戦術を取り上げてきたが、今回紹介する内容が私が一番オススメする最高テクニックだ。むしろ今回の内容をみなさんが実施しないと、この連載の意味がないとも言い切れるぐらいである。

さて、その戦術とは、ズバリ!「ランディングページの"確認ページ"を有効活用して、劇的にアップセル率を上げる」というものだ。ちなみに私のクライアントすべてがこの方法を用いて"大成功"している。オフライン(テレビ・新聞・チラシ等)では、お客さまがコールセンターに電話すると"人間"が状況に応じ臨機応変に対応する。

例えば「無料お試しセット」をお客さまが申し込もうした場合『せっかくなら本商品を買いませんか?』とその場で本商品に引き上げたり、本商品を「その都度購入」で申し込もうとしたら『定期コースにしませんか?』とその場で定期コースに引き上げたり。ほかにも「商品A」を申し込もうとしたお客さまには、『商品Bも一緒にいかがですか?』とその場でクロスセルをしたりできる。

マクドナルドで「ハンバーガーと一緒にポテトもいかがですか?」と言われると、ついポテトも頼んでしまうように、人間は既にお金を払う気になっていると、つい新しいオファーにも気軽に応じてしまうものである。実際に儲かっている通販企業のコールセンターではその人間心理をうまく利用し、膨大な売り上げと利益を上げているのだ。

逆にオフラインに比べてネットは、アップセル率が低いというイメージがある。ネットではショッピングカートという"システム"でお客さまがある種機械的に申し込むため、コールセンターのように臨機応変に対応することができないから、と言われているが、それは間違っている。ネットのアップセル率が悪いのは戦術が誤っているからなのだ。

多くのネット通販が誤っている点は、ランディングページの中でアップセルを狙おうとしていることにある。例えば、ネット広告で「無料お試しセット」を掲載しているのに、あわよくば「本商品」も買ってもらおうと、ランディングページの「無料お試しセットを申し込む」のアイコンの下に、「本商品を申し込む」のアイコンを置いてみたりする。さらにその下に「本商品を定期で申し込む」のアイコンや「商品Bも一緒に申し込む」のアイコンを設置して失敗している。

ネット広告をクリックしてランディングページに訪れ、申し込みの判断をこれからしようとしているお客さまにいきなりそんな選択肢を与えたら、コンバージョン率は低下する。以前も話した通り、ネット広告から誘導するランディングページに来る新規顧客はその商品しか申し込まない。例えば"商品Aのお試しセット"でネット広告を打った場合、ズバリ99%はその"商品Aのお試し"しか申し込まない。そんなお客さまにいきなり選択肢を渡しても意味がない。

戸惑うだけであり、結果的に何も申し込まず、コンバージョン率が下がる。仮に申し込みをしてくれたとしても、ほとんどの人はハードルの低い方を選び、結局、99%以上が"無料お試しセット"しか申し込まない。このタイミングでアップセルをするには、まだ早いのだ。

それでは、どこでアップセルを狙えば良いか。一番効果的なタイミングは、面倒くさい申し込みフォームを記入した後、つまりは「申込確認ページ」である!

以前話した通り、そもそも日本の平均的なショッピングカートは、ランディングページから申し込み完了までに平均して"八つ"ページ遷移があるため、進むたびにバケツの穴から水が漏れるように、どんどん離脱してしまい、誰も申し込み完了ページまでたどり着かない。ただし、さすがに面倒なフォームを記入して"確認ページ"まで辿り着いたお客さまの99%は、あとワンクリックで終わるので"完了ページ"に遷移する。そこから離脱することは、ぼほない。

ズバリ、ここのタイミングが一番のビジネスチャンスであり、劇的にアップセルが期待できるのだ! しかし、世の中の99%のネット通販の"確認ページ"は単純に「商品はこれでいいですね。住所・電話番号・メールアドレスはこれでいいですね」と入力内容の確認をしているだけなのだ。もったいない!非常にもったいない! では、具体的にどうすべきか見ていこう!!

完了ページで"お友だち紹介"

お客さまは企業の商品情報なんかソーシャルメディアに発信なんてしたくない。しかし、どの通販会社も広告費を使わずに、自社の商品をフェイスブックやツイッター、ブログなどのソーシャルメディアで拡散(口コミ)させたいと思っている。そのため、商品ページやランディングページに「いいね!ボタン」や「ツイートボタン」を設置し、そこから拡散してくれるのではないかという淡い希望を抱き続ける。実際に多くの通販会社が自社の商品ページやランディングページに「いいね!ボタン」や「ツイートボタン」を設置しているが、ほとんど活用されていないのが現実だ。例え何人か利用したとしても、それはきっと社内の人間か、広告会社の担当者か、制作会社か身内だけだと考えた方が良い。

ニュース情報だったり、エンタメ情報だったり、iPhone・iPadのような画期的な商品だったりすると拡散は起こるが、通販企業の普通の商品、しかもお客さま自身が申し込んでいない、いわばよく分からない商品を、自分のメディアに載せようとはしない。ランディングページに「いいね!ボタン」や「ツイートボタン」を設置しても意味がないのだ。

ランディングページを拡散させるポイントは、お客さまが自分のメディアの読者に伝えたいと思う"タイミング"に、簡単に"お得な情報"、"役立つ情報"を提供できるようにすることだ。

では、お客さまが拡散したくなるタイミングとはいつだろうか。皆さん、自分が普段リアルな世界で友だちに何か商品を薦めるタイミングを思い出してほしい。商品を申し込む前よりも、商品を申し込んだ後の方が人に薦めたくなるのではないだろうか。特に女性は、商品を申し込んだ自分を肯定したいという気持ちを持っている人が多い。だからこそ、自分が申し込んだその商品に対して、誰かに「いいね」と言ってもらいたいのだ。

そのため、拡散となる口コミ率を上げるには、商品の申し込みが完了したタイミングで「友だちに紹介しませんか?」とお客さまに提案することが重要なのだ。ネットで口コミ率を上げたかったら"完了ページ"を有効活用すること! それでは、ランディングページではなく、どこで口コミを狙えば良いかというと、一番効果的なタイミングはお客さまが申し込みをした後、つまりは「申込完了ページ」である!

一般的に世の中の通販のランディングページでは、完了ページはサンクスページでしかない。結局「ありがとうございました」ということしか伝えておらず、そのページは1円もお金を生んでいないのだ。だから、その完了ページを有効活用して、友だち紹介を提案すると、劇的に口コミ率が上がる!

ネットで劇的に口コミを上げるには、まずは以前も話した通り、ランディングページからショッピングサイトのカートにつなぐ構造をやめ、ランディングページと「申し込みフォーム」を"一体型"にしてしまうこと。そしてお客さまが申し込みフォームを記入したら、その次にアップセル付きの"確認ページ"があって、その次に"完了ページ"がある。というシンプルな構造にすること。

そして、"完了ページ"では単純に「ありがとうございました」とお礼を言うだけで終わるのではなく、ここの"確認ページ"で友だち紹介を狙うのである!

例えば「ありがとうございました。あなたのお友だちにも無料モニターのことをお知らせしませんか?」と友だちに商品を紹介する・薦めることを提案するのである!

そして、その下に「パソコンメールからお知らせする」「ソーシャルネットワークで共有する」「ブログで紹介する」などそれぞれのお客さまが使っているメディアに合わせて紹介ルートを選ばせるのだ。

そこにサンクスページへつながるアイコンを設置することで、各アイコンを押すと、"簡単に""2クリックで"メールやソーシャルメディア上に指定した文章とURL を口コミでき、劇的に口コミ率がアップする。

当然ながら紹介された側の友だちが申し込みをすれば、そのランディングページの完了ページにもまた友だち紹介の提案が入るので、その友だちがまた紹介をすれば、どんどん友だち紹介(口コミ)の連鎖が起き、半永久的に拡散(口コミ)していくのである!(笑)。

しかも計測用のURLを設定すれば、そこからの広がりの効果測定も可能だ。繰り返すが、完了ページに友だち紹介を入れることで、ランディングページはどんどん拡散され、口コミが起こる。

ただし、最後に一つ注意事項として、この戦術とあまり相性の良くない商材があることも伝えておきたい。それは、ネガティブ系の商材すなわち"コンプレックス系の商材"だ。

例えば、髪の薄い人が「育毛剤」を申し込んだ場合、あまり自分でそれをソーシャルメディア上に載せたくないだろうし、メールなどで「育毛剤」や「ニキビ」の紹介をされた友だちもあまり気分が良くないだろう(笑)。

一方、「化粧品」や「健康食品」では抜群の口コミ効果を生み出すテクニックなので、ぜひ実施してさらなる全体的な効率アップにつなげてほしい。


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ネットで売れる戦術 第1回 ~あのランディングページの何がスゴいのか-「販促会議11月号」より
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ネットで売れる戦術 第3回 "フォーム一体型"のランディングページは最強-「販促会議1月号」より
ネットで売れる戦術 第4回 ランディングページの コンバージョンを上げる7のテクニック-「販促会議2月号」より
ネットで売れる戦術 第5回 いつの間にかフォームにたどり着く面白ランディングページ-「販促会議3月号」より
ネットで売れる戦術 第6回 日本では特に効果絶大な漫画(アニメ)型ランディングページ―「販促会議4月号」より
ネットで売れる戦術 第7回 ネットで劇的にアップセルをする最高のテクニック—「販促会議5月号」より

Original Page: http://www.advertimes.com/20120528/article68983/

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SEO対策とリスティング広告(PPC)の投資/予算配分を検討するための参考情報

SEO対策とリスティング広告(PPC)の投資/予算配分を検討するための参考情報

ginzametrics.jp | Nov 30th -0001

色々な方とお打合せを行う中で、WebマーケティングやSEOに責任を持つ方から、SEO施策とリスティング広告(PPC)の投資配分をどうすべきか苦慮している、といったことを伺うことがあります。

こうこうである!と言い切れれば楽なのですが、一概に言い切れないのが現実です。

このブログ記事では、言い切れない代わりに、SEO対策とリスティング広告(PPC)の予算配分の検討のための参考情報をまとめます。

自然検索とリスティング広告(PPC)のクリック割合は「8:2」

この調査データは日本のものが見当たらないため、海外の情報を元にまとめます。

SEO in Philadelphiaの調査データ

2011年9月に出されたSEO in Philadelphiaの調査データによると、自然検索の10位までの合計クリック率は52.48%で、PPCのそれは13.01%です。

この合計を100%にして算出し直すと、自然検索のクリック率:PPCのクリック率は80.13%:19.87%となり、約8:2の割合です。

SEO in Philadelphiaの調査レポート(PDF)

ペンシルバニア州立大と豪州クイーンズランド大の調査論文

ペンシルバニア州立大のドクターと豪州クイーンズランド大の教授の共同論文として、2009年に同様の内容が報告されています。その論文によると、自然検索の合計クリック率は54.5%で、PPCのそれは10.2%です。

こちらも、この合計を100%にして算出し直すと、自然検索のクリック率:PPCのクリック率は84.2%:15.8%となります。

Investigating customer click through behaviour with integrated sponsored and nonsponsored results (PDF)

これら調査は、色々と前提条件を置いているものの、概ね自然検索のクリック:PPCのクリックは約8:2の割合と言えそうです。

※自然検索のクリック率がもっと高い調査結果もありましたが、PPCを考慮に入れていない可能性があることから、自然検索とPPCが同時に調査され、かつ元々の数字に「クリックしない」の数値も考慮されている、上記2つの調査結果のみ紹介します。

自然検索とリスティング広告(PPC)の管理キーワード数の違い

以前SEOやウェブマーケティング関連のセミナーで話した際、SEO対策で管理するキーワード数と、リスティング広告で管理するキーワード数を、参加者の方に挙手の形で伺ったことがあります。

そのときの大体の結果は次のようなものです。(下の数字は挙手した方の割合)

【リスティング広告で管理しているキーワード数】

 ・10000〜キーワード:   6〜7割程度(半分以上)
 ・1000〜10000キーワード:3〜4割程度
 ・〜1000キーワード:   ほぼゼロ

【SEOで管理しているキーワード数】

 ・10000〜キーワード:   1割未満〜1割程度
 ・1000〜10000キーワード:3〜4割程度
 ・〜1000キーワード:   5〜6割程度(半分以上)

セミナー参加者は数十名であり、また挙手の数を一人一人正確に数えたわけではありませんので、上記数字がどこまで現実を正確に表しているか疑問は残るところはあります。

ただこの挙手結果に対して率直に感じたのは、リスティングに比べてSEOは圧倒的に管理されていないことです。

SEOをリスティングに近しいレベルで管理している会社は割合としてごく一部ですが、そのような会社では競争の観点から他社と比較して相対的にうまくいっている、もしくは現時点まだ試行錯誤段階でも相応の活用データが蓄積できているのでは、と感じます。
(私の会社がSEO関連のため上記のように感じたのかもしれず、数字に対する解釈は、お任せ致します。)

自然検索とリスティング広告(PPC)のカニバライズ

同じキーワードで自然検索とリスティング広告で上位表示されると、カニバライズを起こすのではないか?といった質問を受けることがあります。

ここで言うカニバライズとは、自然検索で上位表示されているキーワードに対してもリスティング広告が上位表示されており、無料で得られるはずの自然検索流入(本当はページ作成などがあり無料ではないですが)に対して、わざわざお金を出して流入を得ることを指します。

これに対する明確な根拠や、数字ベースの調査結果を持っていないため、私の経験を元に書かせて頂きます。
過去、ユーザビリティテストを何度か行い、その際にテストの被験者である一般の方の検索行動を観察したことがあります。延べ十数人〜二十人程度だと思います。

その経験を通じて私が感じたのは、何かしらの属性や経験によりクリック箇所が変わるよりも、検索結果のページでマウスを動かす個々人のクセによりクリック箇所が変わることです。

説明がコンパクトで見やすいと(それを広告と認識せずに)リスティングエリアを探す人、広告は嫌だと自然検索結果を探す人、上には変なのが多いからと7位8位くらいから見始める人、単純に上から見ていき自然検索の1位を4番目と理解している人。

その総体として、記述の「8:2」という割合に落ち着くのでしょうが、個々人ベースで見ると、クセ以外に感じられませんでした。

その経験を通じて私が感じるのは、カニバライズはあまり発生してないのではないか、ということです。
Aさんは、Aさんのクセにより自然検索結果をクリックし、Bさんは、Bさんのクセによりリスティングをクリックする、私はそのように理解しています。

SEMに億単位の費用を投じていれば話は別ですが、そうでなければカニバライズの調査に時間とお金を使う方が、費用対効果は悪いような気もします。

※カニバライズに関して、私の感覚は間違っていると判断できる情報や調査結果をご存知の場合、是非ご指摘頂ければ甚大です。

補足:SEO対策への投資割合を増やせということか!?

ここまで読むと、結局は「リスティング広告の投資割合を減らし、SEO対策への投資割合を増やせ」と言いたいのか?と思うかもしれません。

私は、これは基本的には「No」だと考えています。

もちろん、SEM(SEO+PPC)関連予算として使える投資額が固定化されている場合で、かつあまりにPPC偏重の予算配分の場合は、SEO対策への投資割合を幾分増やす方が妥当でしょう。

しかしそれより妥当なのは、SEM(SEO+PPC)に対する予算配分を強めることであり、またSEM含めたネット施策/デジタル施策に対する予算配分を増やすことです。

私がその根拠とするのは、次の2つの数字であり、企業や消費者の動向の変化です。

1.消費者のネット接触時間の増加

博報堂のメディア環境研究所さんが定点調査している「メディア定点調査」というレポートがあり、その中に「メディア接触時間の時系列変化」というものがあります。

これを見ると、日本におけるネット接続時間は毎年増加しています。

メディア環境研究所:2011年メディア定点調査(PDF)

また、この毎年のレポートを元に、年代別の「4マス」対「ネット」割合の推移を調べたことがあるのですが、特に若者層においては2008年と2011年とでは、メディア接触動向が全く異なります。

大企業がコンテンツマーケティングに取り組むべきたった1つの理由と、まずやるべきことから抜粋)

これが、ネット施策/デジタル施策に対する予算配分を増やすことが妥当だと判断する理由です。

ちなみに海外では、広告投資を毎年相当行っているP&Gなどが、伝統的メディア(テレビや新聞など)への投資割合を減らし、デジタル関連施策にシフトすると明言しています。

P&Gが1600人のレイオフ。伝統的なマーケティングをカットし、デジタルマーケに注力 
Proctor & Gamble slashing traditional media advertising budget in favor of "more efficient" digital media 

2.検索回数の増加

アメリカの調査会社comScoreの調査によると、検索エンジンの検索回数は、今なお増加傾向にあります。アメリカの数字は次のようなものです。

  ・2009年7月:136億回
  ・2010年7月:166億回
  ・2011年7月:192億回

comScore Releases July 2011 U.S. Search Engine Rankings

ソーシャルメディアの広がりにより、「検索はもう死んだ」的な文脈で語られることもありますが、アメリカの数字ではあるものの、数字を見る限り死んではいないように思います。

※日本のデータは「2008年1月→2009年1月で検索回数9%増加」という古いものしか見当たらず、もし日本の検索エンジンは死んだ、もしくは死にゆく方向と判断できる情報や調査結果をご存知の場合、是非ご指摘頂ければ甚大です。

検索に関しては、検索回数の増加に直接的に触れられているわけではありませんが、昨年Googleが提唱したZMOTは、昨今の消費者の動きをうまく言い表している概念だと思います。

http://www.zeromomentoftruth.com/
Googleが提唱するZMOT(Zero Moment of Truth)と消費者の新しいメンタルモデルとは?

このブログ記事では、SEO対策とリスティング広告(PPC)の投資割合を検討するための参考情報として、いくつかの数字や調査結果、また私の経験をまとめました。
他に参考となる情報があれば、追記していきたいと思います。

Original Page: http://www.ginzametrics.jp/blog/seo-ppc-budget-allocation

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Googleマップに、自宅と職場の場所を登録できる機能

Googleマップに、自宅と職場の場所を登録できる機能

by MarkeZine編集部, markezine.jp
November 30th -0001

 マイプレイスは、Google アカウントにログインした状態で検索したり、目印をつけたり、レビューを書いた場所を簡単に管理できる機能。今回、新たに自宅や職場の住所を設定できるようになった。Googleアカウントにログインして設定しておくと、検索ボックスやルート・乗換検索をする際に「自宅」「職場」と入力するだけで、登録した住所がドロップダウンメニューに表示され、地図上でもアイコンが表示されるようになる。

【関連記事】
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Original Page: http://markezine.jp/article/detail/15747

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コンバージョン数を下げない改善を

コンバージョン数を下げない改善を

i-m-c.co.jp | Nov 30th -0001

今回は1件あたりの獲得コスト(CPA)を決める上での考え方について書こうと思います。皆さんこの数値に対しては、「とにかく抑えたい!CPA下げてくれ!」と思っているようです。

もちろん、広告費の費用対効果という点ではこの1件あたりの獲得コストは抑えるに越したことないと思いますが、この数値はあくまでも予算内でコンバージョン数(CV数)を最大化させるための指標の一つと捉えたほうが良いと思います。
「1件あたりの獲得コストが下がれば、同じ予算内でもコンバージョン数は増える」という基本的な認識がありますが、これは100%ではありません。
確かに「予算÷1件あたりの獲得コスト=コンバージョン数」となるため、1件あたりの獲得コストを下げる事が出来ればその分コンバージョン数は上がるという風に考えられますが、これは予算を消化したという前提での話です。

効果の高い広告グループへ絞り込みを行い、アカウント全体でのCPAを下げる事は成功したが、同時にコンバージョン数も下がってしまう。本末転倒ですよね。

具体的に予算が余っている状況で「効果の高い広告グループへの絞り込み」だけを行うとアカウント全体での指標の数値は以下のように変化します。

・表示回数(インプレッション)→下がる
・クリック数→下がる
・1件あたりの獲得コスト(CPA)→良くなる
・コンバージョン率→上がる
・コンバージョン数→変わらずか、下がる
・広告費→下がる

コンバージョン数を下げないためには、「絞り込み」という施策のほかに例えば「クリック率を上げる施策」だったり「表示回数を上げる施策」などを同時に検討しなければいけません。

リスティング広告は1つの施策が様々な指標の数値変化をもたらすので、アカウント全体をバランスよく見て改善を行っていかなければいけないと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

Original Page: http://www.i-m-c.co.jp/ad_column/?p=203

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読書感想4冊 / 検索エンジンマーケティング考

読書感想4冊 / 検索エンジンマーケティング考

by sembear, sembear.com
November 30th -0001

読書感想4冊


やっとこさ書けるようになってきました。

年末から最近までバタバタで忙しくて、ちょっとうまく自分にインプットできてなかったのですが、4月にadtechいったりとかして、徐々にインプットの機会が増えてきました。やっぱりアウトプットばっかりになると自分のバランスが崩れますね。仕事にせよなんにせよ。
とまあ、そういう訳で、5月に入って個人的にはインプット強化月間だったこともあり、数冊読みふけりました。やっぱり紙の本っていいね。読みながら書き込みが出来るとか、そういう部分も含めてすごくいいインプットができましたよ。

という訳で読んだ本達の紹介
(以下楽天アフィリエイトのリンクになってますので、sembearに楽天ポイントをあげたくない人は検索してください)

(1)アトリビューション

(2)次世代コミュニケーションプランニング

(3)リスティング広告 プロの思考回路

(4)これから「働き方」はどうなるのか

(1)と(2)と(3)はセットで読んだ方がいいと思います。なんか、ネット広告ってついついテクニック論とか技術論に走っちゃったりとかってあったりするんだけど、テクニックに入る前にさ、やっぱりこの業界で働く以上必要な強い背骨を持ってほしいとか思ったりする訳ですよ。ギターで言えば早弾きが出来るってのは大変結構だとは思うが、やっぱりブルースの本質とかさ、そういうのを感じられる感性を持っておいてほしいと思うのな。

# 若干脱線

ともかく、今の仕事でしか通用しないテクニックだったり、とか今の会社でしか通用しない知識じゃなくてさ、この業界で働いていけるだけの強い背骨というか、基礎体力というか、そういうものが必要なんだろうと思う訳よ。そのときにこの三冊って、背骨を鍛える(別に背筋でも腹筋でも体幹を鍛える、でもいいんだけどさ)のにすごく適してると思う訳です。

結局ね、目先のことって大事だし、それを無視しろとはいわないんだけどさ、そこばっかりに目がいって自分が今いる世界がどれだけエキサイティングなのかをわからずに働くことって、正直もったいないと思うんだよ。

媒体だろうと代理店だろうと広告主だろうと、やっぱりこの業界にいる以上はイノベーションって大事だし、先に進むってことも大事。
そういう意味で「アトリビューション」っていい刺激になると思うし、考えさせられる内容になってると思う(俺のコラムも含めて)、そしてアトリビューションという考え方の中でのリスティング広告が果たす役割ってすごく重要になってくると思うし、それは「リスティング広告 プロの思考回路」を読んでもらえるとすごくわかると思うんだよね。

ただ、勘違いしちゃ行けないのは、それらってのは過去の先人達のいろいろなチャレンジ、試行錯誤があってこそっていう事実だと思うんだわ。別にぽっとでた新しいギミックとかテクニックとか、商材とかじゃなくてね。先人達から連綿と続く知識の後継をしているに過ぎないと思うのね。
それが分からないまま、真似事というかテクニック的な議論になっちゃうのは本当にもったいなくて、そういう意味でも「次世代コミュニケーションプランニング」はやっぱり読むべきだと思う。個人的にThe Search以来読書中に赤ペン引いた本だったりする。

んで、(4)の本。

最近テーマとして考えている「個のグローバル化」っていう観点で読んでみた本。
個人的にはね、やっぱり最近世界がグングンと狭くなっているっていう印象を持っていて、そういう意味である程度働く人自身にグローバルというか、国際的な部分に対応できるだけのスキルが必要になってきているなとは思う訳です。

でね、やっぱり語学が出来りゃグローバル、ってわけじゃないわけよ。まずは自分が今やっている仕事が一流というか、人から必要とされるようなレベルにまで昇華していかないと、語学だけ出来てもダメな訳です。じゃどうやって自分のスキルをあげるのかって、テクニックを身につけるだけじゃなくて、この業界で生きていくだけの基礎体力、もっと言うと基礎体力を身につけた上で自分で必死に考えた結果としてのテクニックが存在するようにならないとダメなんだろうと思う訳よ。

ま、今後ともがんばろうってことですな。


Check

Original Page: http://www.sembear.com/item/600

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“稼げる”キーワードで前年比132%、近江牛.com|繁盛店からヒントをつかめ!ECサイト研究レポート

"稼げる"キーワードで前年比132%、近江牛.com|繁盛店からヒントをつかめ!ECサイト研究レポート

ascii.jp | Nov 30th -0001

 ゴンウェブコンサルティングでは、7つの工程を経てECサイトのリニューアルを進める。このうち、現在のサイトの強みや弱みを把握したうえで、誰に、何をアピールしていくのか考える「2.戦略立案」が要になる。そのために、アクセスログの解析などで、現状のサイトを綿密に調べる「1.環境調査・サイト分析」が重要になる。

ECサイトリニューアルの進め方(ゴンウェブコンサルティング:http://www.gonweb.co.jp

 では、「1.環境調査・サイト分析」とは、具体的に何をするのだろうか。

ターゲットや商品を見直す

 ゴンウェブコンサルティングでは、Google Analyticsなどを使いながら、次のような順序で『近江牛.com』の環境調査・サイト分析を進めた。

「1.環境調査・サイト分析」の大前提となるのは、GoogleやYahoo!などの検索サイトからの訪問者分析だ。目的のWebサイトにアクセスする場合、多くの人が検索サイトに検索キーワードを入力して表示された検索結果から目的のWebサイトを探し出す。そのため、どのような検索キーワードを使って検索しているのかは重要な情報だ。多くの人が使う検索キーワードに合致するWebサイトであれば、あるほど検索結果の上位に表示され、Webサイトに訪問してくれる率が高くなるからだ。根底にあるのはSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)の考え方だ
「どんな検索キーワードで『近江牛.com』に来店したか」を解説する村上さん

《1》の「どんな検索キーワードで『近江牛.com』に来店したか」で検索キーワードを抽出したあと、《2》の「ユーザーをモデル化/グループ化」に進む。ユーザーのモデル化/グループ化とは、一言でいえば、"同じ興味を持つのユーザー"をまとめていく作業だ。『近江牛.com』のサイトリニューアルのディレクションを担当した村上佐央里さんはこう話す。

「『近江牛.com』へ来店してきた人たちが、〔近江牛〕、〔すき焼き〕、〔焼肉〕、〔国産牛〕、〔贈答品〕などさまざまな検索キーワードから、『近江牛.com』に来られています。もちろん、近江牛に限らず、〔松阪牛〕、〔神戸牛〕といったブランド牛を探している人もいます。このように、ユーザーがサイトに訪れる検索キーワードから目的を分析して、〔近江牛〕が目的のグループ、〔すき焼き〕のお肉が目的のグループ、〔贈答品〕が目的のグループなどに分けていきます」

 続いて、グループ化したユーザーの市場規模と市場獲得率をチェックをする《3》の「ユーザーグループごとの市場規模と市場獲得率をチェック」は、〔近江牛〕が目的のグループ、〔すき焼き〕のお肉が目的のグループ、〔贈答品〕が目的なグループなど、それぞれのグループごとに市場規模と市場獲得率をチェックしていく。簡単にいえば、「〔近江牛〕よりも〔贈答品〕のほうが市場規模は大きいが、市場獲得率は低い」というようなことを分析する。そして、《4》「ニーズ(市場規模)ごとに、どのぐらいの購入見込みがあるかをチェック」へと進めていく。その調査結果は以下の図の通りだ。

将来性のある検索キーワード

 さらに、松阪牛、神戸牛、山形牛など、近江牛以外のブランド牛を扱っているお店などを《5》の「『近江牛.com』と競合になるネットショップを比較分析」に含め、競合店よりも秀でた状況などを分析していく。

「『近江牛.com』の場合、〔近江牛〕という検索キーワードでアクセスした人は、現在のところ購入につながる人が多くいらっしゃいます。しかし、すでに市場占有率が高いため、このキーワードで集客し市場規模を広げていくには限界があることも意味しています」(村上さん)

 このように、グループ化した検索キーワードをひとつ、ひとつ精査して、今後、主力になるであろう検索キーワードを調査していく。現時点で"稼ぎ頭"の検索キーワードも、やがては成熟期を迎え、いずれは衰退していく。だからこそ、「今はまだお店に誘導しきれていないが、今後、購入見込みが十分にある検索キーワード」を、競合店の状況も確認しながら"先取り"しておかなければならないのだ。

検索キーワードを「近江牛」とすると、検索結果の上位に「近江牛.com」が表示される。お店に誘導できる、この他の検索キーワードを先取りしなければいけない

 『近江牛.com』の場合、松阪牛、神戸牛など「高級なお肉を探している人」のグループ向けのキーワードや、ギフト券、結婚式、二次会をはじめ「ギフト用のお肉を探している人」のグループ向けのキーワードなどが、今後、有力になるだろうという調査結果がまとまった

「『ギフト用のお肉を贈るから、いつもより高級なお肉を選びたい』と思うユーザーを主力ターゲットにして、彼らに訴えかけるサイトを考えながら、リニューアルを企画・制作しました。ただし、ユーザーは、高級なお肉を探している人ばかりではありません。自宅用のお肉を買いたい人もいれば、すき焼き、しゃぶしゃぶなど商品ジャンル別からお肉を選びたい人もいます。こうした嗜好の人が訪れたときも、スムーズに買い物ができるサイトを目指しました」(村上さん)

 この基本方針を具現化したのが、リニューアルしたトップページだ。贈り物を連想させるイメージ写真の下には、「お試し近江牛」、「近江牛すき焼きセット」などが並んでいる。

リニューアルしたトップページは、上部でギフトを連想させるような写真とキャッチコピーで構成しているが、その下には自宅用のお試しセットや〔すきやき〕のような検索キーワードで来店した人にもすぐに応えられるように商品を並べている

戦略が売り上げに直結した

 改めて、完成したサイトを見てほしい。

 トップの最も目立つ上部に贈答用のお肉の写真を表示し、ギフト用、高級感などを演出している。ここで注目したいのは、「贈りたいおいしさをお求めやすく」というキャッチコピーだ。

「近江牛は高級なお肉です。けれど、松阪牛や神戸牛を探している人から見れば、競合店の調査から20~30%安いので割安感があるんです。それをキャッチコピーとして強調することで、ターゲットユーザーにとってのお手頃感を演出し、セールスポイントのひとつにしました」(村上さん)

 また、メニューバーを見ると、「ギフト用商品」と並列で、「ご自宅用商品」、「サカエヤのこだわり」などが並んでいるのが分かる。そのため、初めて来店した人でも、ギフト商品だけではなく自宅用のお肉も扱っていることや、何かしらのこだわりを持って販売しているお店なのだと、すぐに分かるようになっている。

トップページの「顔」はギフトを連想させるキャッチコピー(1)と写真(2)で構成しているが、メニューバー(3)では「ギフト用商品」と並列で、「ご自宅用商品」、「サカエヤのこだわり」などを並べ、初めて来店した人でも、ギフト商品だけではなく自宅用のお肉も扱っていることや、何かしらのこだわりを持って販売しているお店なのだと、すぐに分かるようにしている。贈答用の外箱も今回のリニューアルにともなって、新しいデザインに変更している

「動線についても、ページの上の方は商品紹介コーナー、下の方はお店のこだわりを語るコーナーになるように明確に分けたので、今までよりもはるかに、見たい情報にアクセスしやすくなったと思います。棲み分けが成功したことで、本来、読んでほしかった新保さんのこだわりを述べたページのアクセスも着実に伸びています」(村上さん)

 また、旧サイトのサイトマップを作って明確になったのは、ほとんどのコンテンツがトップページからリンクがはられているため、トップページからの選択肢が多すぎて、目的のコンテンツを見つけるのが難しい構造になっていることだった。トップページに集中していた情報を整理して、表示のグループ化とサイト構造の階層化をしたことで、来店者が探している情報にたどりつきやすくなったのだ。

トップページの写真の直下から商品情報が「お試し近江牛」から「新着情報」まで続き(赤い部分)、その後に「サカエヤのこだわり」が続く。それぞれ階層をつけ、多くのコンテンツがトップページからリンクされていた旧サイトよりメリハリをつけ回遊しやすくした

 デザイン自体は、リニューアル前のサイトに比べてかなりすっきりしたが、これは、最近のECショップの"王道"なのだという。

「今のサイトは一昔前よりも、余白を活かしたデザインになっています。『近江牛.com』なら、ページ上部の『お試し近江牛』というバナーは、他のバナーより余白を多めにとって強調しています。このように、メリハリをつけて見せれば、お客さまにとっても"お店の主張"が見えて、何からクリックすればいいのか即座に分かるメリットがあります」(村上さん)

 リニューアル後の平均売り上げは、前年比132%。しっかりとした調査分析により、誰に、何を売っていくのかという戦略の結果だ。新しいサイトについて、『近江牛.com』の店主・新保さんはこう話す。

「ゴンウェブコンサルティングは、修繕の必要だったボロ家を、基礎工事がしっかりした家(サイト)にしてくれました。大切なのはその後。建てた家に"ぬくもり"を吹き込むのは店主にしかできません。良いお店、成功しているお店ほど、商品力と人間力のバランスがいい。ぼくのお店も今まで以上にその両方を追求し、お客様とのつながりを大切にしたいと思います」

供給過剰な今こそ、新たな市場を開拓

「ECサイトは1回あたりの購入金額が低くなっているのに、売り上げは横ばい。つまり出荷数が増えて忙しくなっているということなんです」と語る権さん

 2010年末現在、日本国内におけるインターネット利用率は約80%と、高齢者と小さな子ども以外、ほぼすべての人がネットを使っている。現在、国内では、これ以上飛躍的なインターネット利用率の増加は望めない。
※総務省「通信利用動向調査」より

 しかし、ECサイトの出店数そのものは、年々増加傾向にある。ネットの利用者は増えないのに、競合店はどんどん増えているのが現状なのだ。

「しかも、楽天市場では、1店舗あたりの売り上げは横ばいなのに、1回あたりの平均購入金額は2008年の7800円から、2011年の6900円と、11%も減少しているデータがあります。つまり、その分、出荷数が増え、忙しくなっているということです。この状況は、モールに限らず、独自ドメインのECサイトでも同様だと思います」(権さん)

 こんな供給過剰な時代に突入した今だからこそ、『近江牛.com』のリニューアルのように、今まで以上に、自社の強みを見極めたうえで、誰に、何を売っていくのか明確にして新しい市場を開拓していかなければならないのだ。

「右から左にモノを売る小売りは、ますます厳しくなっていくと思います。今後は、ECサイト=小売りという枠にとどまらず、ECサイトで見つけた新しいニーズを開拓したり、自分たちにしかできない新しい役割りを見い出すことが求められます。いうなれば、Web2.0ならぬECサイト2.0という段階にきていると思います」

※ ※ ※

 プロの視点を取り入れてネットショップを分析すると、店主も気づかなかった強みや弱みを改めて確認でき、今後、誰に、何を訴えていけば良いのか明確になる。中長期的な販売戦略を立てる意味でも、リニューアルなどのタイミングでプロの力を借りるのは、プラスに働く可能性が高いといえるだろう。(完)

「近江牛.com」からリンクが貼られている、牧場や生産者農家に関するあらゆる情報を掲載したWebサイト「牧場チャンネル(http://www.omigyu.com/)」。新保さんの「エシカル・ソーシング」の考え方を表したコンテンツひとつ。この他にも、新保さんは、牛糞を水田に還して飼料を作り、そこで実った牧草を牛が食べる自給飼料を推進し、「資源の循環」にも積極的に取り組んでいる。また、脂肪を注入するなどして意図的に作られた霜降り肉ではなく、赤身のお肉のおいしさを広める活動もしている。さらに、消費者の食に対する知識を向上させる方法も日々、思案している

Original Page: http://ascii.jp/elem/000/000/693/693612/

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【継続的な利益】 をもとに広告費を決定する

【継続的な利益】 をもとに広告費を決定する

gootami.com | Nov 30th -0001

リスティング広告の広告費を決める際、広告対象の商材から「継続的に得られる」売り上げや利益はいくらか、という観点が必要になるケースがあります。

通常の通販商品などの場合、コンバージョン時点で得られる単発の売り上げや利益をもとに広告費の上限を決めます。一方、高確率でリピーターが期待できる通販商品や、最初から継続的な契約が前提となるサービスに関しては、コンバージョンによって得られる長期的な利益をもとにして広告費を検討することが必要です。

<継続的な利益が得られる商材の例>

(1) 定期購入や高確率のリピーターが期待できる通販商品 (化粧品、食料品など)
(2) 継続利用を前提とした通信契約 (インターネット回線契約など)
(3) 長期的な顧問契約が期待できる士業系 (行政書士、税理士など)
(4) 定期的な通院が発生する医療機関 (歯科医など)
(5) 月謝払いの教育系サービス (学習塾、英会話学校など)

これらの商材の場合、一回ごとの「売り上げ/利益」と平均的な支払い回数を掛け合わせて最終的な利益の期待値を算出し、それをもとに広告費を検討することが必須です。

長期的な利益が期待できる商品やサービスの場合、関連するキーワードの入札価格(安定してコンバージョンを獲得できる順位に広告掲載するための入札価格)は高騰する傾向が顕著ですので、コンバージョン時点の初回利益だけで広告費を決めていては、思うような広告運用ができなくなる可能性があります。


Original Page: http://www.gootami.com/archives/1980

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なぜクリック単価(CPC)が高いのか?

なぜクリック単価(CPC)が高いのか?

i-m-c.co.jp | Nov 30th -0001

Yahoo!リスティング広告、Googleアドワーズなどリスティング広告の特徴の一つとして「クリック課金型の広告」というものがあります。
広告文が表示されただけでは広告費は発生せず、広告文がクリックされたとき=サイトに訪問したときに初めて広告費が○○円と発生する仕組みですが、
その広告費というのはキーワードごとに変わり、厳密には同じキーワードでも1クリックごと状況により課金額が変わるため「平均クリック単価(CPC)」と呼ばれています。

この平均クリック単価が高くなる仕組みというのは簡単に説明すると、広告主がここまでならクリック単価を払ってもいいよという「上限クリック単価」の入札額と広告文やクリックした先のリンク先ページと、その入札しているキーワードとの整合性の高さ(品質)によって広告が表示される掲載順位とクリック単価が決定するので(細かく説明するとこれだけではありませんが)、競合他社の数が多く、また競合他社の入札額が高ければ高いほど、クリック単価というのはどんどん高くなってきます。

この平均クリック単価は費用対効果に直結するため、平均クリック単価が高いキーワードというのは「掲載順位は低めでも良いから入札額も低めに設定しておこう」とか、「いっそのこと入札するのをやめてしまおう」というような考えになりがちです。

ですがそういった施策をする前にもう1度考えてみたいこと→「なぜこのキーワードはクリック単価が高いのか」。

前述したとおり、平均クリック単価の高いキーワードというのは、「競合他社の数が多く、さらに競合他社の入札額も高いキーワード」ということです。

ではなぜ「競合他社の数が多く、さらに競合他社の入札額も高いキーワード」なのか。
それは「クリック単価がどんなに高くても上位掲載させるメリットがあるのではないか」という風にも考えられますよね。

現に多少クリック単価が高いキーワードでも、1件成約になれば500万、600万・・・、1000万、2000万と利益の出る商品であれば競合他社と競り合って上位掲載させてコンバージョンを獲得していくのも正解だと思いますし、
1つの商品でそこまで利益が出なくても、リピートをさせる仕組みが出来ていたりすれば、それもまた正解だと思います。
費用対効果が合うと見込めるのであれば、「クリック単価が高いから」と毛嫌いせずにチャレンジしてみても良いと思います。

これはキーワードだけでなく、業種などでも言えることだと思います。
一般的にリスティング広告でクリック単価が高いといわれている業種、不動産関係や金融、保険関係など「ウチの業界はリスティング広告をやっても広告費が高すぎて手が出せない」と考えているなら、それを逆に「リスティング広告で高い広告費を払ってでもそれ以上にリターンがあるから競合他社は継続して広告を出稿し、上位掲載を競っているんだ」という風に考えてみると販路が広がるのではないかと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

Original Page: http://www.i-m-c.co.jp/ad_column/?p=402

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努力も才能のうち?「努力できる人」は脳が違う(米研究)

努力も才能のうち?「努力できる人」は脳が違う(米研究)

karapaia.livedoor.biz | Nov 30th -0001
ソース:「努力できる人」は脳が違う ≪ WIRED.jp

 人には、どんなに退屈な単純作業であっても最後までやり遂げようとする意志の強い人と、途中であきらめてしまう人がいる。人間の内側では常に、何かをやり遂げようとする「動機の維持」と、つまらないから逃れたいという「動機の放棄」がせめぎあっている。そんな時、外からの刺激はとても新鮮だ。努力を続けるその決意は、一時の快楽を得る為にもろくも崩れ果てていく人も多い。

 人間の頭の中で行われている「動機の維持と動機の放棄(努力と怠慢)」の綱引きのメカニズムを探るべく、マイケル・トレッドウェイが率いる研究チームはこのような実験を行った。

 被験者25人に、自分の利き手で7秒間に30回ボタンを押すという「簡単な課題」か、利き手でないほうの小指で21秒間に100回ボタンを押す「難しい課題」のどちらを選ぶか選択させた。いずれにせよ死ぬほど退屈な作業だ。「難しい課題」の報酬は「簡単な課題」よりは高いが確実に得られるとは限らないということも告げられた。

 被験者がボタンを押す間、研究チームは、PETスキャンを使って被験者の脳の変化をモニタリングした。このPETスキャンは、大脳皮質全体のドーパミン・ニューロンの活性を追跡できるように修正をほどこしたものだ。それによって、ドーパミン作動性活性と、ひどく退屈な作業を続けようとする被験者の意志との間に、相関関係があるのかどうかを調べることができる。

 研究の結果、ボタンを押すのを途中でやめてしまう人と、たとえ小指が痛くなってもボタンを押し続ける人の違いが明らかになった。

 まず、左線条体と前頭前皮質腹内側部におけるドーパミン作動性活性が高い被験者の方が、そうでない被験者よりも報酬を得るために努力する意欲が高いことがわかった。

 この違いは、報酬を得られる確率が低い場合に特に顕著に現われた。実際に金銭が得られるチャンスはごくわずかでも、このタイプの被験者はどうにかモチベーションを保ち、単純作業を続けることができたのだ。

 脳のこれらの領域は、「損得勘定」と結び付けられている。努力がその犠牲に見合うかどうかを脳は常に自動的にかつ無意識に計算しており、努力に見合わないと自らが判断した場合、努力を維持させるのが難しくなっていく。

 さらに、今回の研究では、島(とう)皮質のドーパミン活性と、努力しようとする意欲との間には、逆の相関関係が存在するという驚くべき結果も明らかになった。

 左線条体と前頭前皮質腹内側部の活性化により脳内に囁かれる「がんばって!継続は力なのよ!」という天使の声を、島皮質の活性化が「ああつまんない。続けても意味なくね?それより他に楽しいことしようよ」という悪魔の声でかき消していくのだという。島皮質のドーパミン作動性活性が高いほど、努力の苦しみはより顕著になり、そのせいで、われわれは努力をやめてしまうのだ。

 人にとって最も必要なタスクは、しばしば最も楽しくないことでもある。さらに、成功を得るためには人は長い時間努力し続けることを学ばなければならない。近道は存在せず、才能に恵まれた者も、努力を続けなければならない。

 今回の研究結果により、「努力ができる人」というのは、「報酬が得られるかどうかわからない不確実な可能性」からも、ほんの少しだけど他の人より「快楽(左線条体と前頭前皮質腹内側部のドーパミン活性化)」を得ることができ、その一方で、自分の内なる「不満(島皮質のドーパミン活性化)」の声に鈍感でいられるという脳の働きをしているということが推測された。

 要するに「努力できる人」は、努力を続けることで得られるかもしれないほんの少しの可能性の方からも「快楽」を引き出せ、なおかつ、「悪魔の誘惑」の声に惑わされない脳の働きをしているということだ。つまりは多大な努力をそれほど苦労と思わずにできる人なのだ。

 「努力に勝る天才なし」とは言え、天才はその「多大なる努力」を続ける能力にも恵まれているということになる。

 努力を続けられない言い訳なんて100も1000でも口からスラスラとでてきちゃう凡人の場合には、内なる悪魔の囁きから逃れるのも苦労を要するわけだが、「努力」を「快楽」に変えるイメトレを続ければ、きっと「無駄な努力なぞない!」と思える強靭な意思を身につけられるとそう信じて、とりあえず3日坊主だったジムに再びいくことにしようかと思ったけど、やばい一瞬で島皮質のドーパミンが活性化してきたぜ。あたしの内なる声が「え?いっても無駄じゃん。運動つらいじゃん。どうせ体型整えてもも見せる場所ないじゃん」とか言ってる始末。

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Original Page: http://karapaia.livedoor.biz/archives/52086226.html

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良いアイデアがひらめく! 「最適な休憩」を取るタイミングとは

良いアイデアがひらめく! 「最適な休憩」を取るタイミングとは

lifehacker.jp | Nov 30th -0001


シャワーを浴びたりランチを食べたりしているような、何気ない瞬間にふと天才的にいいアイデアがひらめくことがあります。この、「なぜこのようにひらめくのか」、「どのようにすればひらめきの回数を増やせるのか」についてのカリフォルニア大学の最近の研究がありました。

Photo by Ben Chau.

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この研究では、145人の大学生を対象に、2つのクリエイティブな作業をして、それから休憩を取ってもらうようにしました。休憩中、1つのグループには指示を与えてほかの作業をしてもらい、別のグループはただ単に休んでもらい、最後のグループは「思考が散漫になるような作業」をしてもらいました。

休憩後、もう一度クリエイティブな作業をしてもらったところ、最後のグループがほかのグループよりも41%良い結果を出しました。休憩前にやっていたのと同じクリエイティブな作業をしているにも関わらず、最後のグループだけがほかのグループよりも良かったのです。研究者のBenjamin Baird氏は以下のように言っています。

「この実験は、思考が散漫になるようなことというのは、すでに頭の中に刷り込まれている問題に対してのみ効力を発揮するということを意味しています。一般的なクリエイティブな問題を解決する能力が高まる、ということではないように思われます。」

休憩を取ることで生産性が上がるというのは、みなさんご存知でしょうが、この実験によって休憩を取るのに最適な時間というのが分かりました。つまり、プロジェクトの仕事や解決したい問題に関する仕事を少しした後、休憩するのがいいようです

多少思考が散漫になるような休憩を取れば、待ち望んでいたグッドアイデアがひらめく可能性が高まります。何か行き詰まった仕事や問題を抱えている人は、休憩を取るタイミングの参考にしてみてください。

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Original Page: http://www.lifehacker.jp/2012/05/120526makegoodidea.html

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