2012年9月2日日曜日

対象外キーワードを設定して、コンバージョン率を上げる(1)

対象外キーワードを設定して、コンバージョン率を上げる(1)

listing.yahoo.co.jp 

今回のテーマ

応用編STEP2からは、いよいよ最適化のための具体的な説明に入りましょう。これから4回に渡り、顧客獲得単価(CPA)を下げることを目的にしたコンバージョン率を上げる施策を、左の図に従って進めていきます。

※応用編ではコンバージョン測定を行っている方を対象としています。
※この回はキーワードのマッチタイプを「部分一致」「フレーズ一致」に登録している方を対象にしています。

※最大化と最適化とは
最大化…「獲得数の最大化」を目指す広告の運用のこと
最適化…「獲得効率の最適化」を目指す広告の運用のこと

今回のテーマは、対象外キーワードを追加して、コンバージョン率を上げる方法です。キーワードのマッチタイプを、部分一致やフレーズ一致に登録している場合、成績の悪い不要な検索クエリーを含むため、無駄なクリックが発生している可能性があります。しかし、コンバージョン率の低い検索クエリーを対象外キーワードとして追加することで、コンバージョン率を上げることができます。

この章では、対象外キーワードの選び方から、広告管理ツールのどこから登録すればいいのかについてまで、詳しくご紹介します。

対象外キーワードとは

対象外キーワードとは、自社のサイトの内容や商品と関係のない特定の検索に対して、広告を表示させないように登録するキーワードのことです。

では、具体的な例を挙げて説明しましょう。部分一致でキーワード「南青山 ヘアサロン」を登録した際に、図1の検索クエリーで広告が表示されたとします。

図1: ヘアサロンの検索クエリー

このヘアサロンに、ネイルケアやデジタルパーマのメニューがなかった場合、図1でメニューなしと書かれた「南青山 ネイルサロン」「南青山 デジタルパーマ」の2つのキーワードは不要ですので、対象外キーワードに登録するとよいでしょう。なお、対象外キーワードにもマッチタイプがありますが、「検索クエリー一覧」画面から対象外キーワードを登録する際のマッチタイプは、「完全一致」で登録しましょう。必要なインプレッション数を保ちつつ、無駄なクリックを防ぐことができます。

図2: 対象外キーワードを登録する

検索クエリー一覧から対象外キーワードを選択し、登録する

対象外キーワードを選んで登録する方法は2つあります。1つ目は、広告管理ツールの「検索クエリー一覧」画面から確認し、直接登録する方法。もう1つは「検索クエリーレポート」で確認し、「対象外キーワードツール」から登録する方法です。応用編STEP2では、検索クエリー一覧を使う基本の設定を説明します。

検索クエリー一覧画面内では、対象外キーワードの選択から登録までを一気にできるため、手軽に対象外キーワードを登録できるメリットがあります。また、実際に自社の広告がどんなキーワードで検索されているのかを確認することで、よりよいキーワード選ぶ参考にもなります。

検索クエリー一覧から、対象外キーワードはこう選ぶ

まず、広告管理ツールの「広告管理」タブの中にある「キャンペーン管理」タブを開きましょう。「キーワード」をクリックし、キーワード一覧を表示させたら、検索クエリーを確認したいキーワードを選択します。

図3: キーワード一覧画面で検索クエリーを表示

検索クエリー一覧画面に遷移し、選択したキーワードが、部分一致の登録で広告を引き当てた実際のキーワードが一覧で表示されます。ここから、どのような検索クエリーで広告が表示されたのか、どのくらいコンバージョンにつながったかなどの実績を確認できます。また、どの検索クエリーを対象外キーワードに登録しているかもこの画面で確認できます。

図4: 検索クエリー一覧画面を確認

検索クエリー一覧のなかから、検索されたときにあなたの広告を表示したくないキーワードを選びましょう。併せて、クリック率が低いキーワードや、コンバージョン率が低いキーワードも選ぶと、より効率的です。なお、検索クエリー一覧画面からは、対象外キーワードの選択だけではなく、登録まで行えます。登録の仕方は下記リンク先をご覧ください。

※検索クエリー一覧の確認の仕方はこちら
 >> キーワードの検索クエリー一覧について

※検索クエリー一覧画面から対象外キーワードを登録する方法はこちら
 >> 検索クエリー一覧でキーワード、対象外キーワードを追加する

注意事項

※機能や仕様は予告なく変更される可能性があります。
※例示している画面はイメージです。
※例示している組織・団体名、数字は架空のものです。
※本文、および画面イメージにある「広告管理」タブは、インタレストマッチを利用している場合は、
「広告管理:検索」というタブの名称となります。

Original Page: http://listing.yahoo.co.jp/online/course/advanced/ss/002.html

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