2012年9月2日日曜日

スマートフォン向けリスティング広告配信 [vol.6] リマーケティングの露出を増やそう。

スマートフォン向けリスティング広告配信 [vol.6] リマーケティングの露出を増やそう。

aiship.jp | Nov 30th -0001

以前から反応が高かったPC/スマホのリマーケティングですが、
最近はかなり一般的な広告手法となってしまい、
実施している企業が増えたこともあり、
以前ほど効率よく獲得できなくなってきています。

訪問ユーザーで絞る特性上、ありとあらゆる業種が競合になり、
例えばカード会社や保険会社等の単価と勝負してもかなうはずがなく、
掲載当初よりも露出数が減ってきている、反応が落ちてきている状況と
なってきているクライアント様も多く見られます。

特にスマホの場合は、ユーザー数がまだPCほど多くないので、
少ないパイにできるだけ100%リーチしたいところ。

そこで注目したいのが、クリック単価の設定と予算設定です。

■1、バナーの掲載順位の見方について

グループをテキストとバナーで分けて単価設定することは、
以前にもお話ししましたが、ここで注目したいのは順位です。
例ではテキストは1.5位表示となっていますが、
バナーは1位になっています。
テキストは単価を上げれば露出が増える状態ですが、
バナーは既に1位になっています。

でも、ここが落とし穴です。
バナーの場合はどんなに低い単価で入札していても、
1位と表示されてしまうので、ここで勘違いして単価を低いままにしておくと、
露出が伸びなくなってしまいます。

では、実際にはどれくらい露出できていないかを把握する方法をご紹介します。

■2、インプレッションシェアについて

キャンペーンに戻ってから、
表示項目>表示項目の変更>競合指標を見ると、
インプレッションシェアの項目があります。

インプレッションシェアとは、
現在の設定で露出できる可能性があった中で、
どれだけの割合で実際に露出できたかを示す値です。
損失率が高いほど、機会損失に繋がります。

●インプレッション シェア損失率(予算)が高い場合
→1日の予算上限が低いために、露出が制限されているので、
1日の予算を上げる必要があります。

●インプレッション シェア損失率(広告ランク)が高い場合
→基本的にはクリック単価が低いために広告ランクが上がらず、
露出率が少なくなっているので、クリック単価を上げる必要があります。

クリック単価を上げることに対しては、
CPAを見ながら検討しないといけないので、
難しい場合があるかも知れません。

ただ、1日の予算を上げることに関しては、
上げたから損するということはありません。

これはリスティング全体に言える事ですが、
短期間で高いクリック単価にて表示させるのと、
長期間で安いクリック単価にて表示させるのでは、
同じクリック数を獲得してもかかるコストが変わってきます。

もちろん予算管理は必要になってきますが、
インプレッション シェア損失率(予算)が高い場合は、
クリック単価を保ったまま、急激に露出が増えることもあるので、
試してみてください。

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Original Page: http://www.aiship.jp/knowhow/archives/2598

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