月収15万のプロブロガーが教える、ブログ記事のタイトルの付け方
ikedahayato.com「ブログ タイトル」といった検索キーワードで流入してくる方がけっこういらっしゃるので、ブログ記事のタイトルの付け方について改めてまとめてみます。ブログによる月収はまだ15万程度なのでペーペーですが、そこそこ参考になると思います。
まずは検索を意識せよ

ブログを書くもっとも大きなメリットは、検索流入を蓄積できることです。Facebookやツイッターでは、検索流入を稼ぐことは困難です。
ブログで自らの専門性を公開しておけば、検索エンジン経由で、その知識を欲する人たちが能動的に訪問してくれます。そうした訪問は質が高く、場合によっては仕事にも繫がるでしょう。
例えば僕のブログは月間で6.5万件ほどの検索流入があります。これは過去のストックへのアクセスなので、非常に安定的で、このメディアを下支えしてくれています。
というわけで、まずは検索を意識しましょう。例えば「宮崎旅行に行き、地鶏焼きをお土産に買った」のなら、アメブロによくありそうな「地鶏焼き☆」とか「宮崎サイコー!」なんてタイトルではなく、「[グルメ] 硬い鶏肉が好きなら宮崎のおみやげ「赤鶏の塩焼き」がおすすめ」といったタイトルにすると良いでしょう。
このタイトルなら
・「宮崎 お土産 おすすめ」(1ページ目)
・「硬い 鶏肉」(1ページ目)
・「赤鶏 おみやげ」(1ページ目、1位)
といった検索結果にヒットするようになります。ニッチではありますが、長い目で見るとこうした「ロングテール」はバカになりません。

・自分が検索することを想像して、キーワードを選定する
・実際に検索して、サジェストと検索結果をチェックする
・ニッチな言葉の組み合わせを想像し、検索してみる
といったテクニックを使うと、検索流入を獲得できるようになるでしょう。
ソーシャルでの拡散を意識せよ

トラフィックを生み出すためには、ソーシャルメディアの活用が鍵です。また、「ツイッターで50RT以上されると検索順位に好影響がある」なんて調査結果もあることから、SEO(検索エンジン最適化)的な観点からも、ソーシャルの拡散は重要です。
ソーシャルの拡散を意識する上では、
・ツイッターやFacebookに流れたとき、タイトルだけで意味が通じるようにする
・内容を読まないでも拡散されるタイトルにする(「Facebookの衰退?米国ではユニークビジターが減少中」:リンクをクリックせずに「メモ」「なるほど」という一言とともに拡散される)
・「知らないと損!」「すごい」などの表現を用いて、思わずクリックしたくなるタイトルにする(「Facebookマーケター必見!新しくなった「スポンサー広告」のCTRがすごい」など)
・反射的なコメントが発生するタイトル&コンテンツを制作(「国内外カップル(リア充)向けSNSアプリ8選」:「リア充乙」「彼女と試す #彼女いません」などのコメントが発生)
・突っ込みが発生するタイトル&コンテンツを制作(この記事のタイトルも「月収15万かよ!」「プロブロガーって厳しい職業だな…」などの突っ込みを狙ってたりします)
こうしたテクニックが有効です。他にも「数字」をタイトルに入れると効果的だったりするので、適宜取り入れていきましょう。
大前提:満足度の高いコンテンツを
photo credit: tanakawho via photo pin cc
ある程度慣れてくるとタイトルで「釣る」ことも可能になってきますが、そのバランス感には気を付けた方が良いでしょう。この記事のタイトルもユーモアがあるからまだましですが、「釣り」ギリギリです。
「釣り」と「良質なコンテンツ」の境目は、「コンテンツの満足度」にあります。タイトルを見て期待してクリックしたら、まったくコンテンツがなかった時、ただのアフィリエイトブログだった時のがっかり感はハンパないです。
タイトルを工夫することも重要ですが、コンテンツを作る際には、「参考になった」「面白かった」と思ってもらえる内容にすることを最重要視しましょう。
というわけでまとめてみました。売上ベースで6月は16万円程度になりそうです。経費をさっ引くと悲惨なことになりますが、コンサルや講演、メディア出演などのお陰でなんとか生きていけてます。プロブロガー道を引き続き邁進します。
プロを目指している方は必読の一冊。僕はこの本を読んでからマネタイズを本格化させました。
本当に「ブログで食べている」プロブロガーの方々が書いた本です。
それ故に、内容は極めて実践的で、本気度が高いものです。素晴らしい。
Original Page: http://pocket.co/sosNI
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