_gaTrackerの第4回ミーティングに参加いたしました
seo.muraweb.net_gaTrackerの第4回ミーティングに参加いたしました
_gaTracker第4回ミーティングに参加させていただきました。
この記事を書いている時点でも、下記のようにたくさんの方が執筆されていたので
書こうか迷ったのですが、自分で書けることを考え、自分なりに感じたことを中心に記載させていただきました。長文ぎみにはなってしまいましたが、何か共有できる点がありますと幸いです。
・_gaTracker第4回まとめ – Togetter
・【GA】gaTrackr参加中です | WEB BUSINESS CREATE☆
・6/6(水)_gaTracker 第4回ミーティングに出席してきました | リスティング広告運用者のためのコミュニティ&イベントスペース|SEMカフェ
・Googleアナリティクスのユーザー会「_gaTracker」第4回ミーティングを開催しました | makitani.com
・_gatrackerに参加してきました | ログマニアックス
・わからないことは、「わからない」と割り切る大切さ。_gaTrackerに参加して思うこと | SEM-LABO
・ヲレさまブログ @ALGLAB
・_gaTrackerに参加させていただきました(スマホアプリの解析についても書いてます) | meaningfree.net
・_gaTracker第4回ミーティングに参加しました! | 運営堂
『not providedをどうとらえるか
(Google検索のSSL接続と向き合う)』
Cinci いちしま様
Googleアナリティクスでの(not provided)問題をお話しいただきました。
いちしま泰樹『not provided をどうとらえるか(Google検索のSSL接続と向き合う)』プレゼンテーション資料(第4回ミーティング) | _gaTracker (ジーエートラッカー)
いちしま様ご自身の経験から
(not provided)の割合は業界によっては異なることや
継続してログインしているユーザーやGoogleAppsを利用していることが多いユーザーが
閲覧する業界のサイトにて、割合が多くなっているのではないかという
仮説からはじまりました。
普段の業務では、1つの業界のWebサイトしか傾向を把握できないので
業界によって傾向の温度差を感じることができたのはとても有意義でした。
傾向のお話しの後は、(not provided)の対処法についてのお話しいただきました。
具体的な施策としては、
Webサイト上に読み物コンテンツに流入するような情報収集系は除き、
サービスに直結するディレクトリのみに注力するといった姿勢や、
ディレクトリをダウンロードする際にurl では判断しづらいため
商品名、地域、サービス名などをカスタム変数として格納するといった具体的な手法を
ご紹介いただきました。
自分の中には、商品名や地域名、サービス名をカスタム変数を利用して
計測するといった発想じたいがなかったため
(not provided)問題以外でも使えそうな手法を学ぶことができました。
最終的にでた結論では、「追えないものを追ってもしょうがない」と考え
答えが見つからないものに時間を割くのではなく
他にできる効果的な施策に時間を注ぎましょう、には大賛成でもありました。
『サイトリニューアル時の戦略立案におけるGA活用』
ゴンウェブコンサルティング 村上様
Googleアナリティクスで取得できるデータを活用して
戦略の立案からサイトのリニューアルの事例をご紹介いただきました。
冒頭でお話しいただいた、
Googleアナリティクスから流入したキーワードのユーザーモデルを作成し
出来上がったユーザーモデルをアドバンスセグメントに登録するという分析方法は
サイトのリニューアル以外でも、重宝する手法だと感じます。
とても細かい作業で、時間もかかってしまう作業の1つではありますが
事業の戦略をクリアな視界にしていくには必要不可欠です。
以前に同じような手法で施策を行なったことがあり、
過去に約3万キーワードを同じような方法で精査していった時は、苦行でもありました。
さすがに1つ1つキーワードを見ていくということは行いませんでしたが…。
しかし、やるだけの価値は十二分にある業務過程かと感じます。
また、Googleアナリティクスで計測しているデータには、
様々なモチベーションをもったユーザーが含まれているので
その中から、見込み顧客となるお客様や費用対効果のよいお客様のみといった具合に
ユーザーを絞ることで、サイト内での回遊や成果を確認しやすくなり
市場規模と獲得比率、見込みと分けて、ユーザーモデルを見極めていくという方法は
とても参考になり、具体的な施策としては行なってはいなかったので早速やってみようと思いました。
シンプルで少ない情報から、豊かな情報のアウトプットを行うことができるか。
という、お言葉が非常に印象的で、心に刺さりました。
『入門編Mobile App * Google Analytics』
皆元様
【GA】Googleでプレゼンしてきました(_gaTracker4登壇しました★) | WEB BUSINESS CREATE☆
自分自身がインハウスで関わっているサービスは
一生のうちで利用するかしないかぐらいのサービスなので
アプリとは縁がありませんでした。(勝手に決めつけている部分もありますが)
もちろん、アプリ解析のお話しは、セミナーでも数えるほどしかお聞きしたことがなく
Web上でも情報量が少ないため、皆元さんのお話しは新しい発見や気付きが多い内容でありました。
アプリの計測を行うことが可能とはいえ、取得できる指標が
ページビュー、イベント、セッションの終了、接続のタイミングと少ないことには驚きでしたし、
Webとアプリでは画面の動きも違うためKPIが異なるのも驚きでした。
アプリでは、開発手法が確立されていないためか
解析コードを導入するだけでも一苦労の現状があるようです。
解析ツール導入の障壁を下げるためには、
Googleアナリティクスを導入する前に解析設計を施し
Webサイトと同じように仕様書を書き残していくことが大事なようです。
解析するコードや内容こそ違えど、解析設計をすることや
仕様書を作成するということに関しては
デバイスの垣根なく行なっていかなくてはならないと改めて自戒いたしました。
_gaTrackerからのプレゼンテーション
アンケート企画『Air解析』
プリンシプル 木田様
出席された方の中で、アンケートを提出された18名の回答をご紹介いただきました。
18名がよく使うGoogleアナリティクスの機能は以下とのことでした。
1位 トラフィック>参照元>すべてのトラフィック
2位 コンバージョン>マルチチャネル>コンバージョン経路
3位 コンテンツ>サイトコンテンツ>ランディングページ
_gaTrackerアンケート企画 | _gaTracker (ジーエートラッカー)
個人的には、Air解析で優秀賞をいただいたりと
とてもうれしく思いましたが、正直なところ内容を忘れましたあまり覚えていません。
カスタムレポートを活用しているのは、時間帯別や曜日別ぐらいしか使用していないので
たぶんそのような内容だったかなと思います。
他の方の提案内容も勉強がてら見てみたいなと思いますが
事務局さんがお忙しいかと思うので、ひっそりと希望することにいたします。
グーグル社からのプレゼンテーション
グーグル 大内様
グーグル社からのプレゼンテーション(第4回ミーティング議事録) | _GoogleアナリティクスTracker (ジーエートラッカー)
上記のいちしま様の議事録がすべてかなと感じます。
新機能だけでも、下記のように盛りだくさんなので
追いかけていくだけでも大変そうです。
・ユーザーフローとゴールフローの期間比較
・ブラウザサイズの計測
・リアルタイムレポートでのページタイトルの表示
・ウェブテストの導入
すべての機能を活用する必要はないので
施策検証するにあたり必要な機能、利用すると便利な機能を活用していけるといいですね。
今回アナウンスされた箇所で注意する点は以下のものがありました。
・旧バージョンの将来的な終了予定
・旧バージョンから新バージョンに移行されない機能
・サンプリングの仕様
・OSの「iPhone / iPad / iPod」を「iOS」へ統合
詳細については議事録をご覧いただいた方がよいかと思います。
ツールのルールでもあるので、忘れずに覚えておきたいところです。
今回、うれしかったのが日本からの要望もちゃんとUSに届いており、
検討材料になったり、反映されることがあるということがわかったことです。
すべての要望を叶えてくれるわけではありませんが
声が大きくなれば、要望が通る可能性もあるので
どんな形であれ意思表示をしてほしいとのことでした。
最後に
いちしま様のblog内でも書かれていたのですが
会を重ねるごとに濃い内容になってきており
毎回、新しい発見や考え方を得ることができ
とても勉強させていただいております。
Googleアナリティクスという1つのツールを
色んな方が色んな使い方をされており
Googleアナリティクスは愛されているなー、と今一度思いました。
_gaTracker事務局をはじめとする運用に関わられた方々
お忙しいところありがとうございました。
次回も大変楽しみにお待ちしております。
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