2012年5月27日日曜日

燃え尽き症候群にならずに! 休暇明けにスムーズに日常生活に戻る方法

燃え尽き症候群にならずに! 休暇明けにスムーズに日常生活に戻る方法

lifehacker.jp | Nov 30th -0001

ライフハッカー編集部様

もうすぐ待ちに待った休暇旅行に出かけます。でも心配があるのです。旅行の計画を立てているときはウキウキなのですが、帰るときのことを思うと憂うつになるのです。もちろん休暇中は仕事のことはすっかり忘れるつもりでいます。旅先でも仕事のメールをチェックするなんてことはしたくありません。とはいえ、旅行から帰ったときに休暇のツケを払わされるのも嫌なのです。できるだけスムーズに日常生活にカムバックしたいのですが、休暇明けに苦労せずに元の生活に戻れるような何か良いTipsはありませんでしょうか?

燃え尽き症候群(Burnt Out on Burnout)より

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燃え尽き症候群さんへ

良い質問ですね。多くの人が同じ問題を抱えています。休暇明けの苦労をしたくないばかりに、休暇をとるのが億劫になっている人だっているでしょう。しかし落胆することはありません。休暇旅行でリフレッシュした良い感じを保ったまま、日常の仕事と生活にスムーズに戻れるいくつかのTipsがあります。この記事では、休暇明けに燃え尽き症候群にならずに元気よく元の日常生活を再開するためのTipsをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


出発前の準備

休暇前の最後の数日が一番忙しいという法則があります。誰だって出発前にバタバタしたくはないでしょう。しかし、出発前に適切な準備をしておけば、休暇から帰ったときに「休暇なんてとらなきゃよかった」などと思わなくて済みます。以下、出発前にやっておくべきことをご紹介します。

仕事をきちんと引き継ぐ

休暇期間中の仕事を誰かにきちんと引き継いでおきましょう。引き継ぐ相手が上司であれ同僚であれ、あなたが担当している仕事が休暇中にも誰かによってきちんとカバーされることを確認しておきます。あなたがいない間、ひたすら未完了の仕事が積み上がっていくだけということにならないように。あなたの仕事を誰か信頼できる人に任せるようにすれば、休暇明けのキャッチアップにあくせくしないで済むようになります。それから、わずか数日の休暇をとったせいであなたの顧客が怒り出すなんてことはありませんので、余計な心配はしないように。


周囲に知らせる

電子メールの不在通知でも口頭で伝えるのでもよいですが、あなたが休暇に出かけることをまわりのみんなに知らせておきましょう。また出発の一週間前には、次の週は休暇でオフィスにいないことをカレンダー上で告知しておくようにします。そうすれば「あなたが休暇でいなくなるなんて知らなかった!」などと言われなくて済みます。


受信箱をきれいにする

できれば休暇に出る前にメールの受信箱を空にしておきたいものです。休暇から戻ったときに受信箱に入っているのは「休暇中に受け取ったメールだけ」という状態にしておけば、気分はずいぶん楽ですよね。またToDoアプリなどを使っているなら、休暇前にタスクを可能な限りやっつけて、未完了タスクがゼロの状態にしてしまうのが理想です。


休暇明けのフォローアップをお願いしておく

留守番電話の応答メッセージでもボイスメールの挨拶を送ってもいいですが、関係各者にあなたが休暇でしばらくいなくなることを伝えましょう。そして、もし何か重要な用件があれば、あなたが休暇から戻った時に改めてもう一度連絡をくれるようにお願いしておきます。後々になって「その件についてはメールを送ってあったはずだ」と言われてしまわないよう、休暇中に発生した用件は休暇明けに改めて伝えてくれるように頼むのです。



帰宅しやすいように家を整えておく

出発前に仕事を片づけたり関係各者に周知したり、休暇明けのフォローアップを頼んだりするほか、プライベートな生活領域においても休暇の準備をしっかりしておきましょう。長い休暇をのんびりと楽しんで帰ってきて、一番最初にすることが「散らかった家を片付けることだった」なんていうのは最悪ですよね。休暇に出る前に家のほうの準備もしっかりやっておきましょう。

出発前に家を掃除しておく

ゴミを捨ててシーツを替え、床に掃除機をかけてトイレを掃除しておきましょう。休暇から戻った時に、家がきれいで整っていたらうれしい気持ちになりますよね。帰宅したらベッドにそのまま寝転がって長旅の疲れを癒したいはず。家に帰ったとたん、溜まっていた家事に追われるようではせっかくの休暇も台無しです。出かける前にすべてを終わらせておけば、帰ってきたときにスムーズに日常生活を始めることができます。


出勤用の服を用意しておく

休暇から帰って翌日には出勤という場合、出勤用の服をあらかじめ準備しておきましょう。そうすれば、休暇明けの朝に何を着ていくべきか頭を悩ませないで済みます。出勤の数日前に帰ってくるなら、家で着る服を準備しておけばいいでしょう。とにかく、休暇明け初日の朝に着る服のことで悩まなくて済むようにしておくのです。


つまりは、休暇から帰宅したときに何もしなくていいように家を出るまでにできる限りのことをしておくのです。休暇から帰ってドアを開けたとたんに雑用に追われることのないように。それでなくとも、楽しかった休暇が終わるとまた明日から会社に行かなくてはならないのですから。できるだけ家に帰ることが嫌になるような要素は減らしておくようにしましょう。


仕事から完全に解放される

出発前の準備が整ったら、あとは休暇を思いっきり楽しむだけです。すでに休暇明けのための準備は万全なのですから、帰宅したときに仕事や雑用が山積みということはありません。後のことは考えずに休暇を思いっきり楽しんでください。

休暇中に仕事から完全に解放されるか、仕事を少し気にかけるかはあなた次第ですが、できるだけ完全に解放されることをオススメします。中途半端な解放では十分なリフレッシュと充電ができません。完全に解放されリラックスできるはずの時間に、仕事のメールをチェックしているようでは元も子もありません。


リフレッシュ&充電したまま帰宅する

以前、休暇明けの初日をスムーズに仕事モードに切り替えるコツをご紹介しました。早めに起床し、しっかり朝食を摂り、休暇中に溜まっていたメールは古い順にではなく重要度の高い順に処理するようにします。あまりに大量のメールが来ている場合は1つ1つ処理することはせず、その代わりに普段仕事のやりとりがある同僚たちを訪ね歩いて、休暇中に何か重要な用件があったかを聞いて回りましょう。そうすれば、メールを全部読まなくても休暇中に発生した用件にすみやかにキャッチアップできます。

また、メール受信箱の破産を宣言するのも一つの手です。チームのみんなにメールを出して、あなたが休暇から戻ったことを知らせるとともに、何か重要な用件があった場合は改めてそちらから連絡してくれるように頼むのです。もちろん、そうしたからといって受信箱に溜まったメールを無視していいほどあなたの職場は寛容ではないかもしれません。しかし、特に重要でフォローアップが必要な用件は何かを効率よく把握するにはよい方法です。とにかく、肩の力を抜いて気楽にいきましょう。休暇明けの初出勤であくせくする必要などないのです。なにも一日ですべてをキャッチアップする必要などないのですから。

最後に、休暇の素晴らしい出来事を思い出しながらリラックスできる時間を持つようにしましょう。旅先で撮った写真を眺めていいですし、記憶の中をゆっくり旅するのもいいでしょう。休暇中のリフレッシュして充電した自分を落ち着いた気持ちでもう一度よく思い出してみます。どれほど満たされた気分になったかをよく味わってください。せっかく充電したのですから、休暇明けの初日や最初の一週間ですっかり放電してしまうなんてもったいないですよね。


すべてをコントロールすることはできない。心配しすぎないこと

休暇明けをスムーズに過ごすTipsを探しているなら、ライフハッカー読者からのアドバイスも参考になります。週の初めではなく中頃に帰るようにするとか、最初の数日は少し早起きするようにしてゆっくり準備する時間をつくるなどです。ぜひこの休暇を、あなたのワークライフを健全なものにする機会として利用してください。以前ご紹介しましたが、なるべく残業しないで定時に帰るように心がけたり、リラックスしたり休憩をとる時間をあらかじめスケジュールしておくことをオススメします。

最後に、「すべてをコントロールすることはできない」ということを思い出してください。常に予想外のことが起きますし、休暇から戻った時に何か悲劇的なことが待ってるかもしれません。緊急事態が発生していることもありますし、あなたがいなくても大丈夫と思っていたことが実はうまくいっていなかったというケースもあります。でも、心配しすぎないように。あなたの会社も、同僚も、あなたがいなくてもなんとかしてくれるものです。とにかく休暇中は自分自身のケアに専念しましょう。まず自分を最優先にして、ポジティブな気持ちを保つように。結局は良いコンディションこそが人生をよりよくしていくのですから

ライフハッカーより愛をこめて


あなたは休暇明けに燃え尽き症候群にならないためにどんな工夫をしていますか? ぜひコメント欄かFacebookページで教えてください。


Alan Henry(原文/訳:伊藤貴之)

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Original Page: http://www.lifehacker.jp/2012/05/120523howcanihit.html

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