2012年6月4日月曜日

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ロングテールSEOのまとめ~ロングテールSEOって何?という方へ~

jweb-seo.com | Nov 30th -0001

最近、SEOやアフィリエイトに関するブログ、Twitterなどで「ロングテールSEO」というワードを良く見かけるようになっています。

私も去年あたりからロングテールSEOに関する記事を良く書いていますが、ロングテールSEOというのが何なの良くわからないという方も多いようですので、簡単にまとめておきます。

一部、私の見解というか勝手な解釈も含まれると思いますが、その点はご了承ください。

ロングテール理論とは?

ロングテールSEOという言葉は、ロングテール理論を活用したSEOという意味ですので、ロングテールSEOを理解するには、まずはロングテール理論を理解しなければなりません。

ロングテール理論とは、ネットショップの戦略として良く用いられるものですが、ヒット商品を売り込むのではなく、販売機会の少ない商品でも数を揃えることで、全体としての売上を上げる事ができるというものです。

その商品単体では需要が少ないものの、そういった商品を増やすことで、全体に占める売上の割合は大きくなるということですね。ネットショップに限った話ではありませんし、最近できた理論でもなく昔からある考え方です。

ロングテール理論については、色々なサイトで解説されていますので、詳しくはGoogle先生に聞いてみてください。

SEOの場合には、このような図でロングテールを表すことができます。検索回数の多いいわゆるビッグワードやミドルワードで上位表示することで、沢山のアクセス数を稼ぐ事が可能ですが、検索回数の少ないキーワードでも数が多くなればサイト全体のアクセス数を増大させることは可能ということですね。

ロングテールキーワードの定義は?

どこからどこまでがロングテールキーワードなのという疑問を持つ方も多いのかもしれませんが、定義はありませんので、各々が判断することになると思います。一言で言うならば「検索回数の少ないキーワード」ですね。

ロングテールキーワードには、ビッグワードやミドルワードを含む複合キーワードも含まれますし、一見するとサイトと全く関連性がないようなキーワードも含まれます。単一キーワードであっても需要がなければテールワードになり得ます。

明らかに検索数が多いビッグワードやミドルワードがロングテールキーワードになることはありませんが、一般的にスモールワードと呼ばれるものは全てロングテールキーワードに含まれるとも言えます。月に1回、年に1回しか検索されないようなキーワードだとしてもそれらが集まることで大きな力になります。

これは当ブログの直近一ヶ月分の流入検索キーワードです。(not provided)が多いのがあれですが、最も検索数が多いキーワードでも347回しかありません。一般的にビッグワードやミドルワードと呼ばれるものは見当たりません。

数カ月に1回しか検索されないようなキーワードも大量にあり、ロングテール部分のキーワードは毎日変わりますが、アクセス数は安定しています。特定のキーワードに依存していないので、サイト全体がペナルティを受けない限り、アクセス数が大きく減ることはありません。

これは当ブログの1カ月分の検索エンジン経由のアクセス数です。キーワード単体でのアクセス数は少なくて総数ではそれなりのボリュームになっています。このように、検索回数的に需要が無いキーワードでも数が多くなればそれなりのアクセスを集めることができるという事ですね。

管理サイトのキーワードデータをTSVとPDFでアップしたので、興味のある方はご覧ください。TSVはExcelやテキストエディタで開けます。原因はわかりませんが、PDFはサイトによって訪問者などのデータが拾えませんでした。

全て1カ月分のキーワードデータですが、アクセスが1や2というキーワードが山ほどあると思います。順位が低いためにアクセス数が少ないケースもありますが、こういったキーワードのほぼすべてがロングテールキーワードという事になります。これらを意図して狙ったり、キーワードツールで見つけ出すのは難しいでしょう。

ロングテールSEOのやり方

上記で説明したような、検索需要がないキーワードを集めてアクセスアップを図る手法がロングテールSEOという事になります。

具体的なやり方については過去に何度も書いているのでそちらを見て頂いた方が良いと思います。一部矛盾が出てくるかもしれませんが、アウトプットする中で頭が整理されたり、考え方が変わった結果ですのでご了承ください。

全て読んで頂ければロングテールSEOが何なのかという事や、基本的なやり方を理解して頂けると思いますが、重要と思われる順に並べましたので、暇な時にでも上から順に読んでいって頂ければと思います。

私が得意とするロングテールSEOは、基本的にキーワードツールなどで出てくるようなキーワードを対象とするのではなく、もっと潜在的なキーワードをターゲットにします。ツールで出てこないキーワードをどうやって探すのかということですが、そのテーマに関する知識が豊富であれば、あとはページ数を増やしていけば自然と色々なロングテールキーワードがGETできるはずです。

ロングテールSEOだけでSEOは完結しない

勘違いして欲しくないのは、ロングテールキーワードでアクセスを集めればそれで終わりということではないという事です。ブログの場合には、ロングテールSEOのみでも良いと思いますが、ビジネスサイトやアフィリエイトサイトなどでは、コンバージョンに繋がるキーワードは別物と考えてください。

しっかりとキーワード選定を行い、コンバージョンに繋がりそうなキーワードをピックアップし、その為のページを作るというのは基本的なSEOであり、それを省略することはできません。

サイト内に必要なページや、それなりに検索ボリュームのあるキーワードをターゲットにしたページは別で作っておき、その上でロングテールキーワード用のページを作るのが基本的な戦略となります。単にどんなキーワードでも良いからアクセスを集めれば良いと思っている方は大きな誤解をしています。

決してロングテールSEOが楽だという事ではありませんが、アクセス数を集めるという意味では、ビッグワードでの上位表示よりも楽なのかなと思っています。ある程度の成果を収めるためには根気と時間が必要ですが、被リンクが無くてもアクセスを集められるという大きなメリットがあります。

CV用ページとテール用ページを別に作るとして、テール用ページからのCVも考えたい所ですが、その為の導線設計という事が気になる方も多いと思います。ただ、テール用ページの場合、本当にあらゆるキーワードでの流入がありますので、ページごとに完璧な導線設計というのは不可能な気がしています。

インハウスSEO担当者にこそロングテールSEOを実践して欲しい

ロングテールSEOを実践する上で最も重要なことは、「知識量」だと思っています。ですので、ロングテールSEOはSEO業者よりもインハウスSEO担当者の方が向いています。その業界に関する知識がないとあらゆるキーワードを拾うことは不可能です。

そこでツールを使ったり、関連サイトを眺めたりするのですが、そんな上っ面な方法で見つけられるキーワード数なんてたかが知れていますので、本気でロングテールSEOに取り組むのであれば、その業界の事を勉強しなければなりません。

そこが、ロングテールSEOの難しい部分だと思っています。決してやり方は難しくなくSEOの事をほとんど知らなくてもできることなのですが、実践するとなると面倒なので多くの方が挫折してしまうのでしょう。

その点、既にその業界に関する知識が豊富なインハウスSEO担当者であれば成功する可能性が高いと言えます。自分で勉強するのが難しい場合には、その業界に精通している専門のライターさんにお願いするのが良いのかなと思います。

ビッグワードやミドルワードで上位表示するのが楽なのか、ロングテールSEOでアクセスアップさせることが楽なのかは人それぞれだと思います。お金をかけるのか時間をかけるのかという部分にも繋がることですが、私は今後もロングテールSEOで攻めていきたいと思っています。

もちろんビッグワードで上位表示しつつロングテールSEOでさらにアクセスアップを図るというのでもOKです。いずれにしてもSEOはアクセスアップのための一つの手段にすぎませんので、もっと先を見てサイト運営して行きたいですね。

Original Page: http://www.jweb-seo.com/blog/wordpress/2012/05/28/3431

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