2012年2月20日月曜日

年代ごとに検索されるキーワードの特徴をつかむ〜年代別にみる検索傾向 改

【年代ごとに検索されるキーワードの特徴をつかむ〜年代別にみる検索傾向】なるエントリーが発表されました。

しかもヤフー株式会社から!

一番気になるところです!

詳細は元記事を見て欲しいのですが・・・

簡単に

1.検索における年代の分布

"一番割合が多かったのは「30代」の27.9%で、これに「40代」の23.6%、「20代」の23.1%が続き、これら3つの年代で全体の7割以上を占めています。"

2.10代以下はインターネットで楽しみを見つける

3.20代は「アルバイト・就職・転職」にインターネットを活用

僕も一応20代ですが・・・

意味のわからない言葉が1/4
検索したことない言葉が3/4

と、世間からおいてけぼりを食らってるかと思うほど全く僕とは合いませんでした。。。

4.30代は「妊娠・出産・育児」が一番の関心事

5.40代は「子どもの教育」に高い関心

6.50代はようやく自分の趣味に没頭

7.60代以上の興味は「囲碁」と「資産運用」


年代ごとにこんなにも違うんだーというのを改めて再認しました!

ただただ、50代の検索が50%以上を占めるキーワード10位 町田市民ホール!

ホントか!?

町田っことしては誇らしいけども(笑) 

年代ごとに検索されるキーワードの特徴をつかむ〜年代別にみる検索傾向

インターネットの検索傾向において重要な鍵をにぎるのは「ユーザー属性」であり、男女差もさることながら年代別に検索されるキーワードの傾向はかなり異なるといわれています。年代区分を10代以下、20代、30代、40代、50代、60代以上に区切って検索動向調査を実施した結果、ニーズや流行は年代によって大きな特徴があることが判明しました(注1)。

1.検索における年代の分布

まずは、Yahoo! JAPANにおける検索ユーザーの年代分布についてご紹介しましょう。2011年7月1日〜9月30日の3か月間の検索において一番割合が多かったのは「30代」の27.9%で、これに「40代」の23.6%、「20代」の23.1%が続き、これら3つの年代で全体の7割以上を占めています(図1)。

図1 年代別: 検索ユーザーの割合(2011年7月〜9月)

全体ではどのような傾向があるのかを見てみると、検索総数のランキングの1位は「youtube」、次に2位「mixi」、3位「ユーチューブ」という結果でした。このように「サービス呼称」で、かつ、「掛け合わせキーワード」ではなく単体で検索するユーザーが多いという特徴が浮かび上がりました。これら検索数上位キーワードにおいて着目すべき点としては、「youtube」であれば「ユーチューブ」「you tube」、「mixi」であれば「ミクシィ」など、表記違いで同名称のキーワードも含まれていたことが挙げられます(図2)。表記違いを念頭に入れて広告出稿することの重要性がうかがえる結果といえるでしょう。

図2 全体: 検索総数トップ20

上記のトップ20のキーワードも含めて、検索キーワード上位100キーワードをその種類によって分類してみた結果が下記のグラフです(図3)。最も検索された割合が高いのが「youtube」などのキーワードを含む「動画関連」のキーワードで、これらが全体の約3割を占めています。次いで、「アメーバピグ」などを含むコミュニティサイト・情報サイトなどの「ウェブサイト関連」キーワードで21.0%、「mixi」などを含む「SNS関連」キーワードの14.0%と、トップ3の顔ぶれはいずれもインターネットサービスに直接結び付くものであることが分かります。

図3 全体のキーワード検索傾向(2011年7月〜9月) ※アダルト、公序良俗に反する言葉を除く

2.10代以下はインターネットで楽しみを見つける

続いて、各年代の検索ユーザー層が50%以上を占める上位100のキーワード(アダルト、公序良俗に反する言葉などを除く)をキーワードの種類によってそれぞれ分類した結果をご紹介します。図4は10代以下のユーザーが検索しているトップ20キーワード、図5は検索キーワードの分類結果です。上位の100キーワードは「ウェブサイト関連」「画像関連」「ゲーム関連」のほぼ3つのカテゴリーで占められており、チャットや掲示板で交流したり、画像を探してコミュニケーションに活用したり、またゲームを楽しんでいるという10代の姿が浮かび上がってくる結果となりました。

図4 10代以下: 検索総数トップ20(2011年7月〜9月)

図5 10代以下: キーワード検索傾向(2011年7月〜9月) ※アダルト、公序良俗に反する言葉を除く

3.20代は「アルバイト・就職・転職」にインターネットを活用

20代の検索傾向では、就職活動が佳境を迎えることもあり「アルバイト・就職・転職関連」情報のキーワードが目立ちます(図6、図7)。「リクナビ」や「マイナビ」など、この年代にとってはなじみある就職情報サイト名が上位に入ってきており、また「みんなの就職活動日誌」を指す「みんしゅう」というキーワードが7位に入っていることも興味深い点です。これは、正式名称が長い場合、略称が使われて一般化する典型的な例といえるでしょう。また、この年代ではさまざまな分野に関しての検索が見られますが、10代と同様「ウェブサイト関連」「ゲーム関連」に関する検索割合が高いことが特徴です。しかし、「ウェブサイト関連」であれば「ハム速」、「ゲーム関連」であれば「テイルズオブエクシリア」と、同じ分類でも10代とは異なるキーワードが上位に入ってきている点も注目です。

図6 20代: 検索総数トップ20(2011年7月〜9月)

図7 20代: キーワード検索傾向(2011年7月〜9月) ※アダルト、公序良俗に反する言葉を除く

4.30代は「妊娠・出産・育児」が一番の関心事

30代の検索傾向を見てみましょう(図8、図9)。「妊娠・出産・育児」関連のキーワードが大きな割合を占め、また、「梨花」や「東尾理子」などの「人名」も多く検索されており、同年代の人物に関心を寄せていることが読み取れます。上位100キーワードの中にも多くの人名がランクインしていますが、他の年代と比較すると、特に妊娠中や子どもを持つ有名人の検索割合が高いことが特徴であり、彼らのライフスタイルに憧れ、お手本にしたいと考えている30代が多いのではないかと推測されます。さらに、この年代は「通販サイト」関連キーワードの検索割合も高く、インターネットでの購入意欲が高い年代であるともいえるでしょう。

図8 30代: 検索総数トップ20(2011年7月〜9月)

図9 30代: キーワード検索傾向(2011年7月〜9月) ※アダルト、公序良俗に反する言葉を除く

5.40代は「子どもの教育」に高い関心

40代は「日能研」などの「学習塾関連」キーワードの検索割合が最も高く、2番目は「人名」、とりわけ「渡辺美奈代」のように同年代の有名人の検索割合が多い傾向が見て取れます。続く3番目は「通信教育関連」、4番目は「受験関連」のキーワードの検索割合が高い結果となりました。30代と同様、「人名」検索割合が比較的高い年代ではありますが、それ以上に教育に関する検索割合が非常に高く、「学習塾関連」「通信教育関連」「受験関連」のキーワード検索割合を合わせると、教育関連は実に50%以上に上っており、子どもの教育への関心の深い世代であることがうかがえます(図10、図11)。

図10 40代: 検索総数トップ20(2011年7月〜9月)

図11 40代:キーワード検索傾向(2011年7月〜9月) ※アダルト、公序良俗に反する言葉を除く

6.50代はようやく自分の趣味に没頭

さて、次は50代についてご紹介しましょう。他の年代と比較して大きな違いは、調査期間中50代の検索が50%以上を占めるキーワードが13キーワードしかなく、他の年代と比べ、この年代特有の検索キーワードがあまり存在しないということです(図12)。一方、50代の検索傾向で顕著な特徴として、「ウェブサイト関連」キーワードの検索割合がどの年代より傑出している点が挙げられます。「ウェブサイト関連」キーワードには、50代の検索総数1位の「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)」も含まれていますが、これはさまざまな趣味やテーマからイベントやツアーを探せるサイトであり、彼らが「趣味」を重視していることがよく分かる結果といえます。また、年金受給前の世代ということで「年金関連」キーワードの検索割合が高くなるのもこの年代の特徴です(図13)。

図12 50代: 検索総数トップ20(2011年7月〜9月)
※抽出期間中に50代の検索が50%以上を占めるキーワードは下記13キーワードのみ

図13 50代: キーワード検索傾向(2011年7月〜9月) ※アダルト、公序良俗に反する言葉を除く

7.60代以上の興味は「囲碁」と「資産運用」

最後に、60代以上の検索について見ていきましょう(図14、15)。この年代は「囲碁関連」キーワードと「金融関連」キーワードの2つのカテゴリーで半分以上を占めているのが最大の特徴です。「金融関連」キーワードでは、決め打ちで4ケタの数字(=証券番号)が多数検索されていることから、資産運用について知りたい情報を最短ルートで得たい、つまり「目的が明確な」ユーザーが多いことが見て取れます。また、他の年代では見られなかった「ラジオ関連」のキーワードの割合も高く、「テレビ関連」のキーワードを上回っている点は非常にユニークといえます。「ラジオ関連」キーワードについては、検索総数トップ20にはランクインしなかったものの、NHKのネットラジオ「らじる★らじる」絡みのキーワードが多数検索され、また「テレビ関連」についても、NHKの番組に関するキーワードが多く散見され、ラジオ・テレビ問わずNHKへの信頼の高さがうかがえる結果といえるのではないでしょうか。

図14 60代以上: 検索総数トップ20(2011年7月〜9月)

図15 60代以上: キーワード検索傾向(2011年7月〜9月) ※アダルト、公序良俗に反する言葉を除く

8.まとめ

データの抽出時期によってキーワードの多少の入れ替わりはあるものの、検索傾向に関して、年代によって多種多様な傾向があることが判明しました。各年代に応じた適切なキーワード入札・広告作成を心がけることにより、さらなる広告効果アップを目指しましょう。

【注1 調査概要】
調査企画・設計: ヤフー株式会社
調査目的: キーワードごとの検索ユーザー属性を探ることで年代による傾向を明らかにすることを目的とする
調査方法: 社内データを用いた自主調査
調査対象キーワード: 該当の年代の検索ユーザー層が50%以上を占めるキーワードから、アダルト、公序良俗に反する言葉などを除いた上位100キーワード
調査実施時期: 2011年7月1日〜2011年9月30日の3か月間

注意事項
※機能や仕様は予告なく変更される可能性があります。
※例示している画面はイメージです。
※例示している組織・団体名、数字は架空のものです。

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Original Page: http://t.co/e9sRWw9j

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