2012年2月7日火曜日

検索順位ごとのクリック率データ ★★★★☆ オーガニック:PPCのCTRの割合は8:2

検索順位ごとのクリック率データ最新版(PDF)

★★★★☆ オーガニック:PPCのCTRの割合は8:2

 (SEO in Philadelphia)

検索結果の順位によるクリックのデータは調査方法によって開きがある。検索順位ごとのクリック率のデータ3種類をこのコーナーで比較したこともある。今回はSEO in Philadelphiaが調査したクリック率のデータを紹介する。自然検索と検索連動型広告それぞれの順位ごとのクリック率(クリック数÷インプレッション数)を調べたデータだ(SEOmozのランド・フィッシュキン氏のツイートでその存在を筆者は知った)。

自然検索の対象となったのは、13,366,930インプレッション/564,324クリック/2,069キーワード。検索連動広告の対象となったのは、304,816,212インプレッション/5,253,187クリック/10,983キーワードだ。ブランドキーワードは除外している。ウェブ検索が対象で、プレイス検索やYouTube、ショッピング検索などの結果は含まれていない。以下のようなクリック率の分布になる。

各順位のインプレッション数を10万回にそろえて算出したデータも示されている。こちらでは、自然検索の10位までの全体のクリック率は52.5%、いっぽう検索連動広告の10位までの全体のクリック率は13%で、両方を合わせたクリック率は約65.6%になると予測される。比率で見ると、そのうち自然検索が約80%、検索連動広告が約20%になる。

つまり、検索結果をクリックするユーザーの8割は自然検索をクリックし、2割は検索連動広告をクリックする。残りの約34.4%は、何もクリックしないか(次のページを探すか)、プレイス検索やYouTubeなど他のコンテンツをクリックすることになる。

あくまでも、ある条件での調査に基づく数値(しかも英語圏)なので、そのまま鵜呑みにはできないが、かなり参考になるだろう。


Original Page: http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/01/13/11922

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