2012年2月17日金曜日

ノマドワーキングならノイズキャンセリング・ヘッドフォンを使わないと損?

ノマドワーキングならノイズキャンセリング・ヘッドフォンを使わないと損?

mt.business.nifty.com | Nov 30th -0001

職種や会社によって異なりますが、ヘッドフォンで音楽を聴きながら仕事をすることが好ましくなかったり、明確に禁止されている会社は多いです。でも、ノマドワーカーなら堂々とイヤフォン・ヘッドフォンで音楽を聴きながら仕事ができます。

でも、本当に集中したいなら、音楽を聴くよりも静かな環境の方がいいそうですよ。となると、ノマドワーカーにとってはかえって難易度があがります。静かな環境というと、カフェやホテルのラウンジなどがありますが、それでも人の話し声やBGMなどがつきものです。

以前、コージー林田氏が紹介したように1時間単位でホテルの部屋を借りられるサービス(1時間1000円のマイオフィス。『オフィスヴィラフォンテーヌ』を使ってみた)もありますが、それなりにお金と移動の手間が掛かります。もっとお手軽に「静寂」を手に入れる方法はないものでしょうか?

そこでオススメなのが、ノイズキャンセリング・ヘッドフォンです。ノイズキャンセリング・ヘッドフォンは、飛行機や電車の中など、騒がしい環境で音楽などを聴くための製品ですが、その機能は音楽が流れていない時でも発揮されます。つまり「自分だけの静寂」を手に入れる、アクティブな耳栓としても使えるんです。

この分野の製品だとBOSEのQuietConfortシリーズが有名ですが、日本企業も力を入れており、ここ数年での性能の進化が著しいです。また、オーバーヘッドタイプだけでなく、カナル型(耳栓型)のイヤフォンタイプも充実してきており、できるだけ荷物を軽くしたいノマドワーカーにとって、うれしい状況です。

多くのメーカーからいくつも機種が発売されていますが、ノマドワーカーにオススメなのがソニーのカナル型「MDR-NC100D」です。理由は、価格と性能と大きさのバランスです。他社の製品の多くが騒音のカット率が80%台なのに対して、MDR-NC100Dは98.2%という高い性能を誇ります。その分、実売価格は約1万2千円と少々お高いですが、筆者は値段に見合ったノイズキャンセリング性能だと思います。

同じソニーには、上位モデルのMDR-NC300Dという機種があり、ノイズキャンセル能力もわずかに高いですが、ケーブルの途中にあるボックスがMDR-NC100Dよりも大きい上、実売価格も1万9千円と一段と高めです。なので、やはり筆者はMDR-NC100Dがオススメです。

さて、実際にMDR-NC100Dをいろんな環境で試してみました。まずは、秋葉原駅前にあるマクドナルド。店内は学生やサラリーマンでほぼ満席状態で、話し声などでうるさいというほどじゃないですが賑やかです。MDR-NC100Dを装着すると、そういったノイズが急に遠くなります。完全に音が消えるわけではなく、遠くから聞こえるような感じになるんです。まるで図書館にいるような感じです。

今度は丸の内にあるスターバックスで試してみました。オフィス街にあるため、会社員やOLが多く、筆者がよく行くスタバの中でも賑やかなところです。ここでも、先ほどのマクドナルドと同じように、騒音が遠くなるような感じになります。それでいて、人の話し声はそれほどカットされないため、ヘッドフォンをしたまま会話も可能です。

しばらくMDR-NC100Dを使ってからスイッチを切ると、足音や椅子を移動する音、パソコンのタイプ音や空調の音などが一気に押し寄せてきて、驚くほどです。ちなみに、MDR-NC100Dを街中での移動中に使用すると、車や電車の騒音まで消してしまうほど強力で危険なためオススメしません。

ノイズキャンセリング・ヘッドフォンは、飛行機や電車の中で音楽を聞くためのものと思い込んでいる人が多いですが、集中するための「自分だけの静寂」が手軽に手に入れられるアイテムでもあります。ホント、マジでオススメですよ。

Original Page: http://mt.business.nifty.com/articles/13104.html?rss

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