2012年4月17日火曜日

アドビシステムズ社による調査: ソーシャルとモバイル広告の拡大が続く中、 検索連動型広告が広告支出の大部分を占める

アドビシステムズ社による調査: ソーシャルとモバイル広告の拡大が続く中、 検索連動型広告が広告支出の大部分を占める

adobe.com | Nov 30th -0001

【2012年4月13日】

米国カリフォルニア州サンノゼ発(2012年4月11日)Adobe Systems Incorporated(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビシステムズ社)は本日、「Adobe® Digital Index: 2012年第1四半期版Global Digital Advertising Update」の調査結果に基づき、2012年第1四半期のデジタル広告業界の動向、ならびに2012年末までの見通しに関するレポートを発表しました。

このレポートによると、デジタル広告がすべてのチャネルにわたって急速な成長を続けていることが示されています。Facebookはデジタル広告チャネルとして今なお成長著しいものの、検索連動型広告がマーケティング担当部門のROI(Return on Investment:投資対効果)に最大の影響を及ぼしていることが明らかになりました。

Global Digital Advertising Updateレポートは、アドビシステムズ社が2012年1月に買収したEfficient Frontier社により実施・提供されています。

2012年第1四半期の調査結果

•モバイルプラットフォームへの支出は、米国ではすべての検索連動型広告関連の支出の8%に、英国では11%に達した。タブレット端末のみでも米国の検索連動型広告関連の支出のうち4%を占めた。モバイル機器やタブレット端末は低コストのチャネルであり、最終的にはGoogleによるCost Per Click (CPC) が前年同期比5%減少した要因となった。これに対し、Bing/YahooのCPCは前年同期比18%増加している。
•モバイル機器、特にタブレット端末からのトラフィックは前年同期比で4倍に拡大したが、広告出稿企業はこれに素早く対応し、モバイル機器とタブレット端末の検索連動型広告関連の支出は前年同期比250%増となった。
•Facebookへの支出は前年同期比93%増加して検索連動型広告関連の支出のうち3~5%を占めるようになり、ソーシャルメディアが強力かつ新しいデジタル広告チャネルであり続けていることが示された。

2012年第2~第4四半期の見通し

アドビシステムズ社は毎月、年額20億ドル相当を超える広告関連支出のある広告出稿企業からのデータを分析しています。過去3四半期(2011年第2四半期より)のインデックスを分析した結果、いくつかの著しい傾向が明らかになりました。
•米国での検索連動型広告関連の支出は、マクロなトレンドと同じく2012年を通じて10~15%の率で成長すると予想される。
•タブレット端末とモバイル機器への支出は2012年末までに検索連動型広告関連の支出のうち15~20%を占めるようになると予想される。タブレット関連の広告支出はタブレット端末からのサイト訪問者の急速な拡大と共に成長すると予想される。モバイル機器のCPCはデスクトップ機を30%下回るものの、コンバージョン率は同水準という結果。
•Facebookの広告CPCは過去3四半期にわたって対前四半期比40%で拡大したが、Facebookの「Sponsored Stories」のCPCは同じくFacebookの「Marketplace Ads」よりも低い傾向があり、これがCPCの一時的な低下の原因となった可能性がある。

アドビシステムズ社デジタルマーケティング部門広告ソリューション担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのデイビッドカーンステット(David Karnstedt)は、「この1年間にマーケティング担当部門においてはソーシャルメディアへのリソース投入が主な注力分野となりました。ソーシャルメディアが拡大し、重要なチャネルであるという認識が広がりました。デジタルマーケティングのROIに最大の影響を及ぼしているのは検索連動型広告です。タブレット端末の登場によりモバイル分野のマーケティングが進化を遂げました。短期的には、マーケティング全体を効率化する、検索連動型広告に関する新たな投資機会が生み出されています。」と述べています。

Adobe Digital Index レポート「Global Digital Advertising Update」と調査方法

Adobe Digital Indexレポートの全文はこちらからダウンロードできます。デジタルマーケティングとFacebookに関する分析結果は、アドビ システムズ社が買収し、現在はAdobe Digital Marketing Suiteの一部として組み込まれている、Efficient FrontierとContext Optionalの技術により得られたデータに基づいています。データは小売、エンターテインメント、消費財、金融の各業界の企業を対象としています。

Adobe Digital Marketing Suite について

Adobe® Digital Marketing Suite は、ビジネス最適化のための統合されたオープンなマーケティングソリューションです。顧客インサイトを活用することで、ビジネスでの革新を促すとともにマーケティングの効率を高めることができます。この統合ソリューションは、顧客インサイトを収集・活用し、集客やコンバージョン、リテンション、およびコンテンツ作成と配信を最適化するためのアプリケーションから構成されています。例えば、マーケターはこの統合ソリューションを使って最も効果的なマーケティング戦略と広告の出稿プランを決定でき、またWeb サイト、ディスプレイ広告、e- メール、ソーシャルメディア、ビデオ、モバイルなどのデジタルマーケティングチャネルを横断して、関連性が高く、パーソナライズされ、一貫性のある顧客体験を作り出すことができます。この統合ソリューションでは、顧客とのインタラクションの改善や自動化ができるため、マーケティングROI(投資対効果)を最大化し、最終的には利益率を高めることが可能です。

アドビ システムズ 社について

アドビ システムズ 社は、世界を動かすデジタル体験を提供します。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイトに掲載されています。

Adobe and the Adobe logo are either registered trademarks or trademarks of AdobeSystems Incorporated, in the United States and/or other countries. All other trademarksare the property of their respective owners.

© 2012 Adobe Systems Incorporated. All rights reserved.

Original Page: http://www.adobe.com/jp/aboutadobe/pressroom/pressreleases/20120413_AdobeDigitalAdvertising.html

Shared from Read It Later



Sent from my iPad