レコメンド欄が教えてくれた思考法
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先日のことになりますが、amazonで折りたたみ自転車を探してるときのことです。
様々な自転車を閲覧しているとき、ある自転車のレコメンド欄に
ハードディスクが表示されていることに気づきました。
念のため補足ですが
レコメンド欄とは、対象となる商品を購入したユーザーが
他に買うことの多い商品や閲覧することの多い商品など
商品に何らかの関連付けられたものが表示されること欄を指します。
※レコメンド欄を表示しているサイトによって仕様は大きく異なるかと思います。
話を戻しますと
一見、ハードディスクと自転車は相関がないように思えますが
実はインフラ屋さんがあわせて買う可能性があるのです。
というのも、インフラ屋さんは、サーバー内に障害が発生した際、
可能なかぎり短い時間内で復旧しなければなりません。
担当者の方はリモートでサーバー内に接続することができる場合がほとんどですが、
直接サーバーをいじった方が復旧まで早い場合があります。
そのような際にサーバーまでの移動手段で自転車が選択されるケースが多いのです。
東京などの都市部に限られる可能性がありますが
遅延の可能性がある電車やバス、タクシーなどの公共機関より、
自転車の方が目的地までの距離から時間を計算しやすい可能性があります。
※障害対応以外でも、直接サーバーの元で操作することは度々あります。
レコメンド欄では、対象の商品に直接関連した商品以外でも
上記の折りたたみ自転車とハードディスクのような、
ユーザーというフィルタ-を通して関連した商品が表示されることもあります。
そのユーザーというフィルタ-には、
ユーザーが何を考えているか、どのような生活をおくっているかなどの情報が含まれています。
今回ようなレコメンド欄は稀なのかもしれませんが、対象となるモノばかりを注目するのではなく
ユーザーの気持ちを考えなければいけないことを改めて気づかせてくれました。
サイトのアクセス解析や過去の顧客データから、ユーザー像を広げることはできますが
ECサイトのレコメンド欄やメディアサイトの関連記事紹介の欄には、
自分が思考していた範囲より外の情報を含んでいることがあり
思考を広げるヒントを得ることが可能なことを知りました。
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