2012年4月17日火曜日

キーワードマーケティング研究所 Tech blog

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niche-marketing.jp | Nov 30th -0001

アドワーズには「自動入札機能」と「自動化ルール」というものがあります。

どちらもアカウントを運用する際に発生する「入札管理」の作業負担を軽減してくれる機能です。

しかし、

それぞれの機能はまったくの別機能であり、使い方を誤るとパフォーマンスの悪化につながる可能性もありますので

正しく理解してから使用することを強くおすすめいたします。

1. 自動入札機能について

自動入札機能とは単価設定オプションのことで、自動入札機能を使用すると、

設定した予算内でクリック数が最大化されるようにアドワーズのシステムが自動で入札単価を調整してくれます。

設定する場合は、「キャンペーン設定-単価設定オプション」 で設定することができます。

クリック単価の上限を設定する場合は、チェックボックスにチェックを入れ、金額を入力することでクリック単価の

上限設定をすることが可能です。

自動入札機能を使用すると、配信スケジュール設定はオフとなり、広告は常に表示されますのでご注意ください。

キャンペーン予算が20,000、登録キーワードが30キーワードあったとします。

・  クリック単価の上限を設定した場合(ここでは200円に設定したとします)

上限クリック単価200円を超えないようように、かつ予算20,000円を超えないように、

アドワーズのシステムがキャンペーン内のキーワードの入札価格を自動で調整してくれます。

・ クリック単価の上限設定をしなかった場合

キャンペーン予算である20,000円を超えないように、アドワーズのシステムがキャンペーン内の

キーワードの入札価格を自動で調整してくれます。

拡張CPCに関しては、こちらのブログを参考にしてください。

AdWords日本版公式ブログ

拡張CPCをリリース、コンバージョンと投資収益率の向上に役立ちます

2. 自動化ルールについて

自動化ルールとはキャンペーン、グループ、広告、キーワードに予め条件を設定し、

条件に合わせて予算変更を行ったり、一時停止、入札金額の変更を自動で行ってくれる機能です。

キャンペーン、グループ、広告、キーワード、大きく分けて設定できるルールは以下の3つとなります。

・ 次の場合に1日の予算を変更する(グループ・キーワードの場合は上限クリック単価を変更)

・ 次の場合にキャンペーンorグループor広告orキーワードを一時停止にする

・ 次の場合にキャンペーンorグループor広告orキーワードを有効にする

「次の場合に」の部分がルールを実行する基となる条件です。

設定できる条件は結構細かいので書きませんが、設定する画面はこんな感じです。

・ 対象を選択

・ 変更内容を設定

・ 条件を設定(複数設定可能です)

・ 実行頻度

・ ルール名を入力

・ 結果をメールで通知するかしないか、設定(登録されたメールアドレスに変更内容が送信されます)

・ 結果をプレビュー

「結果をプレビュー」は設定した条件でルールが実行された場合の

イメージを確認することができるので、とんでもない設定をしてしまっていないか確認するのに

かなり使えるツールです。ぜひ使ってください。

設定したルールが日々、どのように実行されているか確認する場合は管理画面の中央左に、

「自動化ルール」というリンクがありますのでそこから確認することができます。

自動化ルール

※2012年2月より自動化ルールは100個まで作成することが可能となりました。

自動化ルールの上限数の拡大と元に戻す機能について

自動入札機能であっても、自動化ルールであっても使用する目的が大切です。

何のために自動化するのか、自動化することでどのような効果が見込めるのか?

などなどをよく考えながらテストしてみることをおすすめいたします。

Original Page: http://www.niche-marketing.jp/explanation/?p=382

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