第1回「A/B testing」- AとB、より良いやりかたはどちらか?を知る
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トランスクリプション:ABテスト
A/B testing とは「ABテスト」のこと。
比較テストのことです。
WEBマーケティングに限らず行われている手法ですが
WEBにおいては、広告やWEBサイト、メールマガジンの文言ををAとBの2つ用意して、
できるだけ同じ条件にした2グループに見せ、その結果を見て、どちらがよいか判断するテストのことです。
一般的にはGoogleのWebSiteOptimizerが無料で使えるABテストツールとして有名です。
ただしこれはAdwordsと一緒に使う必要がありますので、一般的なWEBサイトの場合
別の仕掛けが必要です。
また、2種類だけではなく、3種類以上、また、ページの複数の箇所を出し分けてテストする「多変量テスト」というものもあります。
テストのセッティングは多少専門知識が必要ですが、実際のユーザの反応を見ることが出きるため、非常に有用なテストマーケテイング手段です。
ただ注意しなければいけないのは、母集団が少ないうちに判断してはいけないということです。
統計学的に優位な数の母集団が集まる前に判断してしまうと、
その差がただの誤差なのか、統計的に優位、つまり統計的に「恐らく意味がある違いだろう」と言える
ものなのかわかりません。
例えば、キーワード広告のランディングページを50〜100程度のアクセス数で良し悪しを判断して
しまうのは大変危険です。
どれくらいの量が必要かは、条件と、求める信頼度によって異なりますが、
キーワード広告であれば、最低300〜500程度の母集団が必要だと言われています。
また、外部要因の影響はできるだけ排除することが
大切です。
例えば
・日付時間
・ページの中でテストする箇所以外の部分
・対象集団
などは、極力一緒になるようにすると、信頼性があがってきます。
A/Bテスト自体は非常に有効な手法です。
リスティング高広告はもちろん、ランディングページなどでも一般的に行われています。
なので、
・統計的に意味のある母集団を確保すること
・それ以外の条件を可能な限りいっしょにすること
に注意をして、ぜひやってみることをお勧めします。
では「A/B testing 」について以上です。
WEB戦略ラウンドナップの中山陽平がお送り致しました。
Original Page: http://podcast.b-gone.com/podcast/ab-testing/
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