2012年12月30日日曜日

GoogleとYahooがソーシャルメディアのリアルタイム分析を強化

GoogleとYahooがソーシャルメディアのリアルタイム分析を強化

by Googleアナリティクスのリアルタイム分析がソーシャルメディアのフィルタに対応, logitter.net

以前、リアルタイム分析についての記事を書きましたが、ここ1ヶ月ほどの間に「ソーシャルメディアのリアルタイム分析」に関連する2つのWEBサービスで動きがありました。


・Yahoo!JAPANのリアルタイム検索がFacebookの投稿に対応

今までは複数のソーシャルメディアの反応をリアルタイムに集計・分析することは難しかったのですが、どちらも無料で提供されているサービスのため誰でも気軽に使用することができます。

今後はソーシャルメディアにおけるリアルタイム分析の機運が高まっていくことも予測されますので、本日は上記サービスの強化されたポイントについて取り上げてみたいと思います。

■Googleアナリティクスのリアルタイム分析がソーシャルメディアのフィルタに対応

ソーシャルメディアからWEBサイトに来訪したユーザーのアクセス状況をリアルタイムで把握できるようになりました。

正確にはGoogleアナリティクスのリアルタイム分析で集計データをフィルタできるようになっており、ソーシャルメディア以外にも新規/リピーター、参照元、ソーシャルメディア、キーワード、アクティブページなど様々な要素でフィルタすることができます。


リアルタイム分析の画面内にあるリンクをクリックするとその要素でフィルタしたデータを表示することができます。

リンクをクリックしていくと複数のフィルタをかけることもできます。

※リアルタイム分析内のメニュータブを切り替えてもフィルタ条件は維持されます。
※クリアのリンクをクリックするとすべてのフィルタを解除できます。

■Yahoo!JAPANのリアルタイム検索がFacebookの投稿に対応

twitterのツイートに加えて、facebookで全公開設定になっている投稿もリアルタイム検索の対象になりました。

表示サイトで「Facebook」を選択するとFacebookに限定したリアルタイム検索ができます。

facebookのリアルタイム検索のトレンドをグラフで見ることもできます。

データソースが異なるなのでこれら2つのツールを併用してリアルタイムの分析に活用できるケースは限られそうです。

ソーシャルメディアで話題になっているキーワードとWEBサイトが密接に関連しているような状況下、例えばキャンペーン・リリース・ソーシャルメディアなどに固有のキーワードを含んだ情報を配信しているような場合は、2つのツールを使って以下のような分析をリアルタイムに行うことができそうです。

 ・ソーシャルメディアでの反響がWEBサイトへの流入に繋がっているか
 ・WEBサイトのトラフィック変化とソーシャルメディア上の評価の関係性

ソーシャルメディアとアナリティクスを設置したWEBサイトを運用されている企業の方はぜひ活用してみてはいかがでしょうか。


Googleアナリティクス
Yahoo!リアルタイム検索

Original Page: http://pocket.co/spNyB

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