2012年8月13日月曜日

データの欠落、不一致、遅延

データの欠落、不一致、遅延

support.google.com | Nov 30th -0001

ダウンロードしたレポートから一部の情報が欠けていたり、Google アナリティクスやサードパーティのレポートの内容と一致しなかったりすることがあります。記事内のリンクからお客様の問題に該当するものをクリックし、その理由をご確認ください。

データに分割項目を適用してからレポートをダウンロードすると、合計の代わりに「--」という文字が表示されることがあります。合計が表示されないのは、正確な値を算出できないためです。

たとえば [クリック タイプ] は、同じ広告表示の複数の項目に該当している場合があります(同一広告の Click-to-Call による表示回数と、広告タイトルのクリックによる表示回数を表示している場合など)。[クリック タイプ] 別にデータを分割すると、ダウンロード レポートでは合計の代わりに「--」という文字が表示されます。これは、一部の表示回数が二重にカウントされ、正しい結果が得られないためです。

[キャンペーン] タブで表をダウンロードする際に分割項目を選択すると、まれに一部の表示項目がレポートから除外される場合があります。これは、選択した分割項目では利用できない統計情報があるためです。

たとえば、キャンペーン レポートにコンバージョン トラッキングの分割項目を含めた場合、1 回のクリックに対して複数のコンバージョン タイプが関連付けられている可能性があるため、コンバージョンに関する統計情報と基本的な掲載結果の統計情報(クリック数、表示回数、平均掲載順位など)を同一のレポートに含めることはできません。代わりに、総クリックスルー コンバージョンに関する統計情報を含む表示項目を追加してください。表内に基本的な掲載結果の統計情報があっても、それらのデータはレポートには表示されません。

レポートに表示されるのは、レポート対象期間中に少なくとも 1 回は広告が表示されたキーワードのみです。たとえば期間を「過去 7 日間」に設定した場合、その 7 日間にキーワード「植木鉢」で広告が 1 回も表示されていなければ、レポートに「植木鉢」は表示されません。

特定のキーワードが表示されていない場合は、レポートをダウンロードする前に期間を拡大してみることをおすすめします。

また、具体的すぎるキーワードでは、広告が一度も表示されない場合があります。90 日間で広告が一度も表示されないキーワードは無効になります。

  • サードパーティと AdWords のデータにおける差異

AdWords アカウントの統計情報とウェブ サーバーのログやサードパーティのトラッキング ソフトウェアの統計情報には、次の 2 点において違いが見られる場合があります。

  • 1 つは、ウェブ サーバーのログやサードパーティのトラッキング ソフトウェアで、AdWords の統計情報よりクリック数が少なく表示されるというものです。
  • もう 1 つは、サードパーティのクリック監査会社により記録される無効なクリック数が、AdWords の広告トラフィック品質管理チームにより検出された数より多くなるというものです。

AdWords とアナリティクスでレポートに表示されるクリック数や参照数が異なる場合は、いくつかの理由が考えられます。誤差が発生する原因の特定には、こちらの説明が役立ちます。

クリック数が表示回数を上回ることは現実にはあり得ませんが、アカウント レポートでは表示回数よりクリック数が多くなることや、クリック率(CTR)が 100% を超えることがあります。

では、なぜそのようなことが起きるのでしょうか。まず、アカウントのレポートはリアルタイムの情報ではありません。クリック数は 1 時間ごと、表示回数は数時間ごとに更新されます。このため、レポートの更新が完了するまでの間は、レポートのクリック数が表示回数を上回る可能性があります。通常、この現象は 1 日の終わり(アカウントに設定したタイムゾーンの午後 11 時 59 分)頃に発生します。

特定の日のレポートを最も正確な状態で確認するには、サーバー上でクリック数と表示回数のレポート処理が完了している翌日に参照することをおすすめします。

第 2 の原因として、検索結果や検索結果ページの広告がブラウザにキャッシュされることが挙げられます。このため、1 回の検索では広告表示回数は 1 回しか記録されません。一方、ユーザーがキャッシュを利用したブラウザ セッションで広告を複数回クリックした場合、レポートには複数のクリックとして表示されます。

お客様のウェブログに、ある程度の数の複数クリックが記録されている場合があります。それらのクリックは、正当なユーザーが通常の方法でお客様の広告にアクセスした結果、記録されたものです。1 人のユーザーが実際に広告を複数回クリックする場合もあります。たとえば、商品を比較しながらショッピングしたり、詳細を確認するためサイトに戻ったりすることがあります。また、一部のインターネット サービス プロバイダでは、複数のユーザーに同じ IP アドレスを割り当てることもあります。この場合は、同じ IP アドレスで複数クリックが記録されていても、1 人のユーザーがお客様の広告を複数回クリックしているとは限りません。

平均掲載順位に小数が含まれる(1.5 など)

アカウント内で(キーワード ツールや見積もりツールを経由せずに)広告の掲載結果レポート データを表示すると、広告の掲載順位が小数を含む値として表示されることがあります。特定のキーワード マッチ タイプを使用しない限り、キーワードは部分一致によって多くの検索クエリに一致することが多くなります。たとえば、「ドメイン名」というキーワードは「ドメイン名登録」にも「無料のドメイン名」にも一致し、これらは別の広告主様が異なるクリック単価(CPC)でキーワードに設定している可能性があります。設定した上限クリック単価で「無料のドメイン名」の検索に対しては掲載順位が 1 位、「ドメイン名登録」では 4 位の場合、平均掲載順位は 2.4 となる可能性があります。

フリークエンシーの推定値はサンプル グループのデータを基に算出されるため、推定ユニーク ユーザー数も、それから導かれるクリック数も、必ずしも整数になるとは限りません。

AdWords の統計情報には、常にアカウントに設定したローカル タイムゾーンが反映されます。

多くの国では、毎年夏の数か月、日照時間を増やすため時刻が公式に調整されます。これが夏時間またはサマータイムと呼ばれるものです。アカウントに設定したタイムゾーンが夏時間に切り替わる場合、AdWords アカウントのスケジュール掲載や統計情報も自動的に調整されます。また、夏時間終了時にタイムゾーンが元に戻るときは、アカウントの時刻も調整されます。

必要に応じて、アカウントをサマータイムなしのグリニッジ標準時(GMT)に設定することもできます。この設定は、アカウントの申し込み手続きの際に選択する必要があります。

タイムゾーンの影響を受けない GMT ベースでアカウントを運用するには、タイムゾーンの国または地域に「イギリス」を選択し、タイムゾーンは「(GMT+00:00) GMT (夏時間なし)」を選択します。この設定は、アカウントを運用する国や地域を問わず選択することができます。手順は次のとおりです。

  1. アカウントにお申し込みいただくと、AdWords から確認メールが送信されます。メールに記載されたリンクをクリックし、アカウントにログインします。
  2. [課金設定] をクリックします。
  3. [タイムゾーンの国または地域] プルダウン メニューで [イギリス] を選択します。2 つ目のプルダウン メニューが表示されます。
  4. 2 つ目のプルダウン メニューで [(GMT+00:00) GMT (夏時間なし)] を選択します。
  5. [続行] をクリックし、お支払い情報を入力してアカウントを開始します。

[(GMT+00:00) GMT (夏時間なし)] は、タイムゾーンの国にイギリスを選択した場合のみ選択できます。

Original Page: http://support.google.com/adwords/bin/answer.py?hl=ja&answer=2404039&from=173447&rd=1

Shared from Pocket



Sent from my iPad