踏みとどまる力。「転職すればすべて解決する」というのは間違い~朝の読書
lifehacker.jp踏みとどまる力。「転職すればすべて解決する」というのは間違い~朝の読書
休み明けの月曜日は大体憂うつなものです。職場へ向かう道すがら、転職をして会社を変えてしまえば、このモヤモヤとした気分も晴れるのではと考えたことはないでしょうか。
『仕事はどれも同じ』(フォルカー・キッツ、マヌエル・トゥッシュ著、畔上司訳、阪急コミュニケーション)は、そんな考えに「待った」をかける一冊です。2008年にドイツで刊行されて以来ベストセラーとして読まれてきた本書は、「今やっている仕事」はきっと「やりたい仕事」になるはずだと教えてくれます。
内容のうち、気になった部分をいくつか紹介します。
(もっといい仕事があるはずだと探していても)どの仕事に就いても、どの上司に仕えていても、いつも同じ問題に直面するということを認識するようになる。職業生活に付きものの共通の基本的問題点に、どこへ行っても遭遇するのだ。
『仕事はどれも同じ』33ページ
どんなに素晴らしく思える転職先を見つけたところで、そこに上司がいて仕事と給料を与えられる立場である以上、会社につきものの「つらみ」からは逃れられないのだといいます。
そうはいっても、収入さえ上がれば、多少過酷な職場であっても前向きに取り組めるのではないでしょうか。お金以外にも、ステータスやポジションは仕事に対するモチベーションを高めてくれそうです。
ただ、著者に言わせると、いずれも憂うつを晴らす決め手にはならないというのです。
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Original Page: http://www.lifehacker.jp/sp/2012/08/120820book-to-read.html
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