キーワード作成術の決定版（1） 誰でも作れる効果抜群なキーワード
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皆さま、広告のインプレッション数 が思うように上がらないと悩んでいませんか？ インプレッション数を高めるためのポイントはいくつかありますが、「キーワードの追加登録」もそのひとつ。キーワードの登録もれは、インプレッション数獲得の機会損失に直結します。
理由は簡単、「キーワードが多いほど、アカウント全体のインプレッション数は増えるから」です。今回は、もれのないキーワードの作成方法について、おさらいしてみましょう。キーワード作成の基本は次の5ステップです。ほかにもいろいろな方法がありますが、下記の手順だと効率的にキーワードを作成できるのでお薦めです。
1. 軸となるキーワード（シードターム）を見つける
2. 1を言いかえて拡張する
3. 組み合わせるパーツ（単語）を探す
4. 1と2と3を組み合わせる
5. 1と2と4をまとめ、重複を外す
このキーワード作成手順を、3回に分けて説明していきます。
今回は、「1. 軸となるキーワード（シードターム）を見つける」方法をご説明します。
「軸となるキーワード（シードターム）」とは、訴求するプロモーションを表す単語、「組み合わせるパーツ」とは、その単語自体ではプロモーションまで表せない、または意味が大きすぎて単体では効果の面や予算の面から入札が難しい単語を指します。
1. 軸となるキーワード（シードターム）を見つける基本的な法則
シードタームを考える際に重要なポイントは、皆さまが何を一番検索ユーザーに「売りたい」「伝えたい」と考えているかに尽きます。難しく考える必要はありません。皆さまのサイトには、検索ユーザーに伝えたい思いがたっぷりと詰まっています。そこから軸となる要素を抜き出しましょう。
シードタームを見つけるポイントは7つです。
図1: サイトからシードタームを見つけるポイント
どうですか。登録しているキーワードは、これらのポイントに当てはまる形で選択されていましたか？ それでは今度は具体例をあげて説明しましょう。
図2: シードターム抽出の優先順位
◇オレンジ …優先度A
サイト上で大きく取り上げていたり、誘導ポイントを複数もうけて強調しているプロモーション内容など、今一番注力したい商品やサービスを抜き出し、シードタームにします。知名度の高い通販サイトや社名であればサイト名、社名、ブランド名も優先度Aになります。
訴求したい企画や商品に関する単語は忘れずに拾い出しましょう。
◇緑 …優先度B
優先度Aから拾い出したシードタームだけでは足りなかった場合、次に抽出するのがこの部分になります。細かい商材名や、優先度Aに比べて小さいながらも注力しているセール情報やキャンペーンなどはこちらに該当します。対象が限られる商材なども、該当するでしょう。
◇青 …優先度C
優先度A、Bの部分から十分にシードタームを抽出したうえで、もっとキーワードを追加登録したい場合や、「メールマガジンに登録してほしい」「＜最新情報＞の○○についてアピールしたい」など、どうしてもアピールしたい場合に追加するとよいでしょう。
すぐに情報が入れ替わる部分については、キーワードの運用中にコンテンツ不足とならないように気をつけましょう。また、ランディングページに要素はあるものの、訴求したい内容とずれてしまうポイントについても、注意が必要です。
例えば、サービスのメインが女性用ファッションのサイトをイメージしてみてください。サイト上にある「男性用」ページへのリンクを意識して男性用ファッションのキーワードを登録したとしても、検索ユーザーをコンバージョンへと結び付けるのは難しいでしょう。メインターゲットを意識して、シードタームを抽出しましょう。
これで軸になる単語を見つけ、優先順位をつけることができました。
次回は【2】のステップ、「シードタームを拡張させる方法」をお伝えします。
まとめ
・ シードタームにまず選ぶのは、検索ユーザーへ一番アピールしたい「商品」「サービス」
・ シードタームの抽出には優先順位をつける
（2012/08/10 投稿者： 池田）
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Original Page: http://listing.yahoo.co.jp/online/blog/imps/20120810.html
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