2012年10月8日月曜日

事業拡大に向けたディスプレイ広告の考え方

事業拡大に向けたディスプレイ広告の考え方

by Hiroki, sem-listing.com
November 30th -0001

『伝えたいこと:ディスプレイ広告は大手企業が行うものは間違え!』

「ディスプレイ広告はお金を持っている企業が行うリスティング広告」
「コンバージョンには無関係」

という考えをお持ちのリスティング担当者は多いかと思います。

なぜ、ディスプレイ広告は敬遠されるのか・・・
それは、リスティング広告を行う際、初めは施策としての結果を求められるため、コンバージョンを獲得しやすい検索連動型広告でリスティング広告を始める企業が多く、結果、その後もディスプレイ広告を触れずに、現状維持している傾向があります。

そこで、リスティング広告担当者に再認識して頂きたいのが、

事業拡大が目的となる場合は、AdWordsリスティングのディスプレイ広告が有効であり、目的への近道ということです。

下記の図を見てください。

確かに購入ニーズが高いのは検索連動型広告でアプローチできるユーザー層であり、ディスプレイ広告でアプローチできるユーザーは購入ニーズが低いというのが、事実です。
※購入ニーズが低いから、コンバージョンが全く獲得できないというわけではありません。
事業拡大に向けて、考えて頂きたいことは
検索連動型広告のデメリットである、ユーザー層の少なさです。


もちろん、オンラインゲームなど、業界によっては検索連動型広告だけで十分ユーザー層を確保できる業界もあります。

しかし、ある程度の予算を超えるリスティング運用費をお持ちの場合は、ユーザー層の天井が見えてくるケースも発生します。
その時、次にアプローチすべきが「商品購入 未検討層」となります。
「未検討層だから、売上プラスにならないじゃないか」
そのようなお声をよく耳にしますが、私自身が良くお話しさせて頂くことは、

「目的は目先の売り上げですか?それとも事業の拡大ですか?」です。
ディスプレイ広告を出稿するということは、事業拡大の事前投資と考えてもらっても良いと思います。

下記の図を見てください。


図のように検索市場にでてくるユーザーは市場全体の一握りです。
とはいえ、検索市場のユーザー数はなかなか変動いたしません。
一企業が検索市場のパイを広げるほどの投資をする必要はありませんが、ネット上で売り上げをあげるためには、ディスプレイ広告でアプローチできるユーザーに対し、いかに"自社の商品に興味を抱かせる"、または、"商品を購入頂く" かを図っていく必要があります。
覚えて頂きたいことは、
検索市場が小さく、多少の予算で天井に達するということは、

あなたの会社が何もしなければ、競合企業が「商品購入 未検討層」にアプローチし、結果、必ず、見込顧客を奪われていくこととなります。

当たり前です。そこに事業拡大のポイントが確実にあるのですから。
もし、事業拡大をお考えならば、
Googleリスティングのディスプレイ広告を活用してみてください。
そして、ディスプレイ広告はすぐに結果に出ないことも、覚えておいてください。
では、具体的にどうディスプレイ広告を活用するのか・・・
それは次回ご紹介させて頂きます。

Original Page: http://sem-listing.com/?p=97

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