Adwordsのコストを削減する3つのポイント
kanedatakuya.jp | Nov 30th -0001
「Adwordsを上手く運用したいのにコストばかりかさんでしまう。」
どうせなら少ないお金で大きな売上を上げたい。それはどんな広告主でも思うこと。
Adwordsにも色々な種類の運用テクニックがありますが、今回は特に「無駄を減らすこと」にフォーカスします。
しっかり運用できているように見えて、
実は気が付かずに出てしまっている無駄コストを防ぐための3つのポイントを紹介します。
1、検索ネットワークとディスプレイネットワークを同じキャンペーンで出稿している
やってしまいがちな間違いが、2つの配信ネットワークの同時利用です。
キーワード選びや売れる広告づくり等と言った課題の前に、
これが根本的な無駄コストの原因になっていることも多くあります。
これは、ディスプレイネットワークでのインプレッション数の多さ、クリック率の低さが
キーワード単位での品質スコアに悪影響を与えたり、
配信ネットワークによって作るべき広告の傾向が違いが、
クリック単価の高騰をもたらすためです。
2、"1クリックの価値"を把握せずに入札価格の上げ下げを行なっている
多くの運用者が、「なんとなく」という勘で
入札価格の上げ下げを行なっています。
ですが、この入札価格の調整に対して}
もたらされる売上の増減が見合っていなければこれは無駄な損失です。
では、ここで入札価格を上げるか下げるかを分かりやすく判断する指標をご紹介します。
(1 クリックあたりの価値) < (増加するクリック単価) ⇒ (入札価格を下げる)
(1 クリックあたりの価値) > (増加するクリック単価) ⇒ (入札価格を上げる)
1クリックあたりの価値 = (1 コンバージョンから生まれる売り上げ) x (コンバージョン率)
増加するクリック単価 = (増加する広告費) / (増加するクリック数)
3、ACEを使わずA/Bテストを行なっている
Adwordsの運用につきものなのがA/Bテスト(スプリットテスト)です。
これは、広告の修正や入札価格の調整においてA、B2つのパターンを用意し
より優秀なものを作り込んでいくために必要なテストです。
そして、このテストを実施する際に、多くの運用者が犯す間違いが
3/1~3/15までAパターンを実施、3/16~3/31までBパターンで実施
といった形で、"時期を分けて"テストを行なっているということです。
テストは本来、同じ時期に同時に行わなければなりません。
同じ長さの期間でテストをすると言えど、
競合や市場など一つと同じ環境は存在しないためです。
そこで役に立つのがACE(Adwords Campaign Experiments)と呼ばれる機能です。
A/Bテストを行う際は、この機能を用いて2つのパターンを同時に行うことで
正しい結果を得ることができ、不正確なデータを避けることで
無駄なテスト実施コストを削減することが可能となります。
アドワーズを運用している方は、ぜひ上記3つのポイントをチェックしてみてください。
Original Page: http://kanedatakuya.jp/adwords-master/539/
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