2012年3月29日木曜日

検索クエリレポートのTips(後編)

検索クエリレポートのTips(後編)

ant-eater.com | Nov 30th -0001

前回の続きです。

Googleアナリティクスの検索エンジン最適化レポートのフィルタ機能を活用して

をレポートします。

1.表示回数が100回以上の検索クエリを対象にしたい

アドバンスを選択し条件に一致させます

2.平均順位が5位以上の検索クエリを対象にしたい

『平均掲載順位が1を上回るように設定』しているのは、クリック数、表示回数が < 10 で掲載順位が取得できないものを除くためです。

3.CTRが5%以上のもののクエリを対象にしたい

条件に表示回数を入れているのはブレを少なくするためです。一回しか表示されないようなキーワードがクリックされたらそれだけでCTRが100%となってしまうため、そのようなものを除外しています。

4.検索を"ウェブ"と"携帯(スマートフォン)"のみを合算して絞り込みたい

合算するには不必要なものを『除外』して表示させます。OR条件できるようにしてほしいですね。

5.30日以上の長期間の集計を行いたい

試してみたところ最大4ヶ月保存のようです。保存期間が決まっているのは残念ですが、それでもウェブマスターツールの5週間に比べればずっと良いですよね。

6.期間比較を行いたい

説明不要ですね。Googleアナリティクスでいつも行なっている期間比較が行えます。

おまけ:フィルタ適用後のキーワード数の確認

条件を絞り込んだ後のキーワード数はどのくらいあるのか気になりますよね。ページ送りの横にひっそりとでています。

キーワードの数は重要な指標になると思うのですがこの扱いとは・・・

最後に

いかがでしょう。

例えば

『ディスクリプションを変更した!』

『リッチスニペットに対応した!』

『SSLを導入しシールインサーチに対応した!』

など検索エンジンの評価に関係がなくても、ユーザー心理を読んでCTRを上げる施策はありますよね。効果の程はどうなのか、このレポートをうまく使えばそのような検証が手軽に行えます。

Goolge検索における上位1,000件(日別)しか取得できないという制約はありますが、それを補って余りある魅力的な機能だと私は思います。

Original Page: http://ant-eater.com/seo/google/561/

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