検索クエリレポートのTips(後編)
ant-eater.com | Nov 30th -0001前回の続きです。
Googleアナリティクスの検索エンジン最適化レポートのフィルタ機能を活用して
をレポートします。
1.表示回数が100回以上の検索クエリを対象にしたい
アドバンスを選択し条件に一致させます

2.平均順位が5位以上の検索クエリを対象にしたい

『平均掲載順位が1を上回るように設定』しているのは、クリック数、表示回数が < 10 で掲載順位が取得できないものを除くためです。
3.CTRが5%以上のもののクエリを対象にしたい

条件に表示回数を入れているのはブレを少なくするためです。一回しか表示されないようなキーワードがクリックされたらそれだけでCTRが100%となってしまうため、そのようなものを除外しています。
4.検索を"ウェブ"と"携帯(スマートフォン)"のみを合算して絞り込みたい

合算するには不必要なものを『除外』して表示させます。OR条件できるようにしてほしいですね。
5.30日以上の長期間の集計を行いたい

試してみたところ最大4ヶ月保存のようです。保存期間が決まっているのは残念ですが、それでもウェブマスターツールの5週間に比べればずっと良いですよね。
6.期間比較を行いたい

説明不要ですね。Googleアナリティクスでいつも行なっている期間比較が行えます。
おまけ:フィルタ適用後のキーワード数の確認
条件を絞り込んだ後のキーワード数はどのくらいあるのか気になりますよね。ページ送りの横にひっそりとでています。
キーワードの数は重要な指標になると思うのですがこの扱いとは・・・

最後に
いかがでしょう。
例えば
『ディスクリプションを変更した!』
『リッチスニペットに対応した!』
『SSLを導入しシールインサーチに対応した!』
など検索エンジンの評価に関係がなくても、ユーザー心理を読んでCTRを上げる施策はありますよね。効果の程はどうなのか、このレポートをうまく使えばそのような検証が手軽に行えます。
Goolge検索における上位1,000件(日別)しか取得できないという制約はありますが、それを補って余りある魅力的な機能だと私は思います。
Original Page: http://ant-eater.com/seo/google/561/
Shared from Read It Later
Sent from my iPad