2012年3月19日月曜日

活かす読書 人生を変える 朝1分の習慣

活かす読書 人生を変える 朝1分の習慣

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人生を変える 朝1分の習慣

(2012/01/23)
後藤 勇人 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:18

  「人生は目の前の1分の積み重ね。
  その1分をいかに過ごすかで、将来が決まってくる。
  とにかく朝の1分は、その日を決める大事なひと時。
  だからみんな、朝をうまく使っている。
  早起きが苦手?
  早起きなんてする必要なし。大事なのは、過ごし方だから。
  いつもの朝をちょっとだけ変えれば、あなたの人生は上り調子。
  いつもの朝の1分を、ちょっと変えてみませんか?」

本書の著者は、後藤勇人さん。

以前、このブログでも「成功したければ目標は立てるな」を
紹介したことがありますが、後藤さんは、
グレコで有名な世界一のギター会社フジケン会長の
横内祐一郎さんの総合プロデューサーを務めている方です。

本書は、早起きをススメる本ではありません。

また、1分で仕事や勉強を完結させる本でもありません。

何をやるにせよ、最初に全体像をイメージすることが大事です。

それは1日の仕事であっても、人生であっても同じ。

本書で後藤さんが説くのは、最初の1分のマインドの持ち方です。

1分で1日を計画し、1分でアイディアをメモし、
1分でアフェアメーションする。

もちろんその1分で、すぐに結果が出るわけではありません。

しかし、たかが1分。されど1分。

この1分の積み重ねで、1日を、そして人生を
コントロールするのが本書のメソッドです。

  第1章 ベッドの中で1分
  第2章 朝食で1分
  第3章 朝シャワーで1分
  第4章 通勤電車で1分
  第5章 始業時間前に1分
  第6章 「1分」でチャンスをつかむ思考法7
  第7章 「1分」をよりハッピーにできるマインド7

実は、本書で紹介される「1分でできること」は、
各章の中に何個もあります。

いくら1分といっても、はじめから全部やろうとするのは
ちょっと無理がありますね。

実際にやってみると、慣れないうちは1分で終わらず、
10分ぐらいかかるかもしれません。

ですから、最初の1つを習慣化してから、
次の1分に着手して、少しずつ増やしていくのがよさそうです。

個人的には、「1分」を意識し過ぎるのは良くないと思います。

大切なのは、1分という時間ではなくて、
何をするかということです。

本当にできるかどうか迷っているうちに、
1分はすぐに過ぎてしまいますし、意外にやってみると、
本当に1分足らずでできることもありますから。

この本から何を活かすか?

  「決断は1分だけ本気で考えればいい」

仕事でも、プライベートでも、
決断に迷うことは毎日の生活の中で、いくつもあります。

悩んで、悩んで、何日も考えても、
結局、最初の直感に従った方が良かった
という事もよくありますね。

  「迷う時間と、決定する時間とは別なのです」

だから1分だけ、本気で考えて決断を下すというわけです。

その時は、次の3つの判断基準で考えます。

  1.根本的視点
  2.多面的視点
  3.長期的視点

私も、この3つの視点で1分で判断が下せるよう、意識してみます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

Original Page: http://ikadoku.blog76.fc2.com/blog-entry-1423.html

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