2012年3月4日日曜日

サービスを磨く、サイバーエージェント流(?)「シャークアイ」トレーニング。

サービスを磨く、サイバーエージェント流(?)「シャークアイ」トレーニング。

by Adman, impresario.me
November 30th -0001

前回のエントリーにも取り上げたシャークアイポイントですが、「シャークアイ」はプロデューサーが身につけなければいけない重要な能力のひとつだと考えています。いや、広告自体のサービス化、コンテンツ化が進むと考えた場合、広告部門の人間にも必要な能力でしょう。

シャークアイポイントシステムとは:サイバーエージェント代表取締役・藤田晋氏に各プロデューサーが週に一度自分達の事業案についてプレゼンを行い、それに対して厳しい目で評価=ポイントが付与されるシステム。

※実際サービス側に来て思いますが、今まで本当に大雑把にしか見ていなかったな、と痛感させられます。いや当時は当時で真剣でしたが・・・差は歴然です。

「絶対に成功しない前提」でサービスを詰める。にも書きましたが、ジブンたちのサービスを愛するあまり盲目となってしまい、改善すべき・できるポイントを見逃してしまいます。またそうした「厳しい目」それ自体にもレベルがあり、複数のサービスをひたすらシャークアイで見続けてる社長と僕らでは雲泥の差が出てしまいます。

そこで取り組んでいる施策は2点です。

  1. チェックリスト会議
  2. 1日1アプリ批判

一つ目はプロデューサー横断的に行なっている社内施策で、5人程度でチームを組み、それぞれのサービスについて先輩後輩関係なく批判を言い合う会議体です。ルールはひたすら批判すること、遠慮しないこと

それら批判ポイントをきちんと議事として残し、それについて改善案を考えていく、というスキームです。ある程度以上、お互いのサービスを知っていないと適切な指摘が出来ないのでチーム制が適切です。

二つ目は個人的に取り組んでいるものなのですが、1日1アプリ選び(できればランキング上位の物)、そのサービスの「ダメ出し」をひたすら行うというモノ。ダメ出す項目は最低5個と強制力をかけ、どんな細かいことでも構わないのでとにかくダメ出しを行います。

やり始めて数週間が経ちますが、実感値として①脳内チェック項目が豊富になる(必然的に細かいところまで集中して観察するため)UIのレパートリーを増やすことができる、の②点は効果として期待できます。

その他良いトレーニングなどあれば、是非教えてください。

Original Page: http://impresario.me/shark_eye_training/

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