2012年3月3日土曜日

なんのためのリスティング広告か? |福岡のグレート・ビーンズ

なんのためのリスティング広告か? |福岡のグレート・ビーンズ

gb-jp.com | Feb 16th 2012

リスティング広告とは、Google、Yahooなどで検索したときに、検索キーワードに関連して上や右に表示される広告のことです。

なぜわざわざお金を払って、このリスティング広告を出しているか?

それは新しいお客さんに来てもらいたいからだ!

そうですよね?これは当たり前の話です。

リスティング広告に限らず、ほとんど全ての広告がこの理由(集客)です。

ホームページを作るのも、
新しいお客さんにウチの商品・サービスを知ってもらってお客さんになってもらいたい!
からという理由で作られる方がほとんどです。

しかし、この単純で当たり前に聞こえる話が、そう単純ではないと実感した話です。

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我が家のお風呂の排水口が詰まり気味だったので、管理会社に電話しました。

「業者さんにきてもらって作業してもらう必要がありますね」との回答だったので、見積もりを聞くと値段がやや高め

そこで、インターネットで検索して安い業者さんを自分で探そうと思いました。

福岡 水 詰まり」のようなキーワードで検索すると、リスティング広告がいくつか表示されて、ホームページを見比べて、感じの良い会社と料金が安い会社に電話。

1社は、今日中に来れないとのことで却下。(ホームページには即日対応と書いているのに・・・。)

もう1社は、受付の対応も良く、「実際にお伺いする営業の者から改めてお電話いたします!」とのこと。

ここは良い感じだなと思っていたら、営業の人から電話が・・・。この営業の人の電話がいけませんでした。

この人がウチに来て作業をすると考えるとゾッとするぐらいのイケなさでした。

結局、管理会社に紹介された最初の業者さんにお願いすることに。

ちなみに、この業者の方は、とてもいい方で、ここに頼んで良かったな~と心から思いました。

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何が言いたいかというと、せっかく広告費を払ってリスティング広告をクリックさせて、お金をかけてホームページを作って、サービスに興味を持たせることに成功し、見込みのお客さんが電話までかけてきたにも関わらず、2社とも利益につながっていないんですね。

つまり、商品購入やサービス利用といった利益が発生するプロセスの中には、お客さんが離脱してしまうポイントが、あまりに多くあるということです。

①検索→②広告→③ホームページ→④電話→⑤見積もり→⑥依頼

排水口の詰まりを解決するだけでこれだけプロセスがあるので、他のサービスであれば、もっともっとプロセスが増える場合も頻繁にあります。

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私たちは通常、
広告→ホームページ→お問い合わせ
の流れの中で、いかに途中でいなくなってしまわないか(離脱しないか)に注力しながら企業サイトを制作・運営していくわけですが、これは上の例でいくと②と③だけの部分です。

ホームページを見てメールやお電話でお問い合わせをいただいてからも、実はお客さんが離脱してしまうポイントは多くて、油断大敵です。

私たちはお問い合わせを増やすことがゴールなのではなく、お客様の利益を拡大させることがゴールです。

ホームページを作って集客してお問い合わせを増やすだけではなく、そこからのフローの大切さなども一緒に考えていく必要があると改めて実感しました。

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Original Page: http://www.gb-jp.com/blog/marketing/791.html

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